「現在の僕が答え」…“薬物容疑”G-DRAGON、警察の捜査が間もなく終了か

“薬物容疑”G-DRAGON、警察捜査が間もなく終了か

韓国グループ「BIGBANG」のG-DRAGONが薬物使用の疑いを持たれている中、警察の捜査がまもなく終了段階に入る見込みだ。

　11日に開催された定例記者懇談会で、警察庁の国家捜査本部長はG-DRAGONの捜査状況について、「客観的に検証もして、参考人6人程度を調査し、捜査がある程度仕上げ段階にある。最大限迅速に終結して結果を知らせる」と明らかにした。

　警察は、ソウル・カンナム（江南）にある遊興施設の室長A氏の陳述により、G-DRAGONは昨年12月、この遊興施設で薬物を使用した疑いがあり、捜査に取り掛かった。A氏は別で薬物使用の疑いを持たれている俳優イ・ソンギュンとも関連がある人物で、A氏の携帯電話の中のメッセージで、G-DRAGONに言及していた。

　これに、G-DRAGONは麻薬類管理に関する法律上違反の疑いを持たれた。しかし、簡易試薬検査をはじめとした毛髪検査、手足の爪精密検査などですべて薬物陰性の判定を受けた。追加的な状況もなかった。

　これに先月25日、インチョン（仁川）警察庁麻薬犯罪捜査係は、G-DRAGONの出国禁止期間を延長しないことにした。彼は1か月ぶりに出国禁止が解除された。その間、薬物使用の疑いを否認し、インタビューまでおこなったG-DRAGONは11日、意味深なコメントをSNSに上げた。

　G-DRAGONは、切られた髪の毛などの写真を公開し、「他の人々には問題と思われても、それが僕には問題じゃないなら答えも変わるのでしょう。僕の人生を僕が生きるなら、今現在の僕が答えです。誰が合っているのかは、まだ分からないけど」とコメントを載せた。

　そうしつつ、「僕の基準が確かになった今は、周りの環境や他人の状況に僕を代入したり、揺れません。誰かが僕をいくら心から心配したところで、表で生きる姿がどう輝いても、一番重要なのは本人が本人を分かっていれば良いということです」とつけ加えた。

　G-DRAGONの捜査がまもなく仕上げ段階に突入するものと見られる中、彼が薬物使用の疑いを完全に晴らすことができるのか、動向が注目される。

　一方、警察は同時期に薬物使用の疑いを持たれたイ・ソンギュンについては、追加召集を検討中だ。