「BTS」、全員兵役に日本メディアも注目…「マスクなしにガス室へ、身体能力が高くて特級戦士に」

BTS全員兵役、韓国の兵役事情に日本メディアも注目1

韓国ボーイズグループ「BTS（防弾少年団）」のJIMINとJUNG KOOKが今月12日に入隊し、メンバー全員が“軍白期”（＝入隊で活動がない時期）に入ったことに関連し、日本メディアが「BTS」の現在の状況や韓国の軍隊にスポットを当て、特集した。

　去る17日、ANNは「BTSで一番最初に入隊したJINはすでに兵長、J-HOPEも上等兵で、これはかなりのスピード出世」とし、「メンバーたちが高い身体能力を持っているからかもしれない」と伝えた。続けて、「この2人は優秀な兵士を示す“特級戦士”（を取った）」とも話した。

　またANNでは、「彼らは朝5時58分に目覚める体になる」とし、「マスクなしでガス室に入る訓練もする」とした。

　引き続き、兵役を終えたANNソウル支局のカメラマンとのインタビューを通じて韓国の軍生活を伝えたが、このカメラマンは「7時間ほど訓練する日もあれば、軍の偉い人の訪問に備えて予定されていたスケジュールをすべてキャンセルして、1日中掃除をした日もあった」とし、「朝6時が起床時間だが、二等兵は先輩より早く起きないと怒られるため、朝5時58分に必ず目が覚めるようになる」と明かした。

　ANNはまた、「韓国の男性は20～28歳のどこかのタイミングで入隊しなければならず、陸軍は18か月、海軍は20か月、空軍ならば21か月の軍生活を送らなければならない」とし、「『BTS』の兵役免除に対する議論もあったが、最終的に『特別扱いはできない』ということで免除されなかった」と伝えた。

　なおこの記事は、日本最大級のポータルサイト「Yahoo! JAPAN」のトップニュースページにされるほど、関心を集めた。

　一方、今月13日には英BBCが「BTS」の軍入隊にスポットを当てた。

　BBCは、「『BTS』入隊、今最高のK-POPスターは」というタイトルの記事で「グループ『ビートルズ』人気が最高潮に達した時に、入隊のためにバラバラになることを想像してほしい。世界最大のポップバンドの現状況」とし、「わずか4週間前、JUNG KOOKは米ニューヨークでクロスオーバーソロアルバムでキャリアのトップを走った。人気が上がっていたが彼は、すべてをストップして再び韓国に戻った」と報じた。