キュヒョン（SUPER JUNIOR）も見舞われた“スター詐称”…相次ぐ金銭的被害に頭を悩ませる人々

スターたちの詐称被害が絶えない。詐称犯たちが及ぼす被害にスターたちが頭を悩ませている状況。

きょう（20日）、グループ「SUPER JUNIOR」のキュヒョンの所属事務所Antenna側は、グローバルコミュニティプラットフォームWeverseを通じて、詐称被害注意を呼びかけた。Antennaは「Weverseのコミュニティを通じてアーティストを詐称する事例が発生したのでご案内します」とし、「最近、Weverseコミュニティのコメントでアーティストを詐称し、金銭的な利得を得ようとする事例を確認しました」と伝えた。

続けて、「金銭的被害が発生しうる事項なので、Antennaでは持続的にコメントおよびアカウントの通報を進行しています。アーティストおよび所属事務所のスタッフは誰も私的な連絡をせず、金銭的な要求もしません」と、ファンたちに念を押す言葉を伝えた。

スターを詐称し、金銭的利得を得ようとする行為は先々から繰り返されてきた。最近だけでもタレントのソン・ウニやホン・ジンギョン、歌手兼女優のオム・ジョンファなどが詐称アカウントの詐欺行為に注意を呼びかけた。ソン・ウニは「私だけでなく有名人たちの写真と名前を盗用した事例がとても多いといいます。決してだまされないでください。被害がなければという気持ちだけです。クリックはもちろん、関心も注目も与えないでください」と心配した。

育児博士のオ・ウニョンもまた詐称被害を受けた。オ・ウニョンのエージェンシー側は、「最近、オ・ウニョン博士の氏名や肖像を盗用し、相談、コーチング、メンタリングなどさまざまな形態で詐称する事例が発生している」とし、「これにより被害を受けないよう注意とお願いを申し上げる」と伝えたことがある。

詐称がすなわち金銭的被害につながり、懸念がさらに大きくなるなか、詐称犯たちの行動はより深刻になっている。スターを越えて、人気コンテンツチームの詐称まで狙っているため。先月、ウェブバラエティー「言い訳で」側は、「最近、オフラインで『言い訳で』の制作陣を詐称してマーケティング次元で接近する事例の情報提供を受けた」とし、「『トゥントゥン』（チャンネル名）はチャンネル内の事前告知なしにイベントを進行せず、これを通じた個人的な対面やインタビューなどを要求しません」と注意を呼びかけた。

行き過ぎた詐称行為にスター側が警告を飛ばしている。詐称アカウントで詐欺、名誉毀損（きそん）など2次的被害が発生する場合、事実関係により処罰が可能なのにもかかわらず、被害事例が絶たない状況だ。