【全文】故イ・ソンギュンさんの所属事務所が追加コメント、「今後の葬儀日程は非公開…奇襲訪問の苦痛が大きい」

故イ・ソンギュンさんの所属事務所が追加コメント

故イ・ソンギュンさんの所属事務所が、出棺を含む以降に続く、すべての葬儀日程を非公開で進行すると明らかにした。同時に、故人の自宅および所属事務所、葬式現場を奇襲的に訪問するなどの行為を慎んでほしい、とも要請した。

　故イ・ソンギュンさんの所属事務所HODOU&Uエンターテインメントは28日午後、公式コメントを通じて「出棺を含む、今後進行されるすべての葬儀日程は非公開で進行される予定のため、お気持ちだけ哀悼してくださることを切にお願いする」とし、「同時に取材陣の皆さまの苦労を分からないわけではないが、一部のメディアで故人の自宅、所属事務所の事務室、斉場まで奇襲的に訪問し、取材をするなどこれによる苦痛が非常に大きい状況」と訴えた。

　続けて、「また自身をユーチューバーと紹介する方々が、日夜を問わず無鉄砲に斉場を訪問して騒動になるなど、手に負えにくいほどの残酷な状況が起こっている」とし、「どうかバタバタせずに、送らなければならない故人の最後の行く道を遺族や同僚、知人の皆さまが願うように哀悼して、追慕することができるように助けてくださるよう改めて切にお願いする」と要請した。

　28日午前まででイ・ソンギュンさんの遺体安置所には、前日から弔問した俳優、芸能界関係者をはじめとし、朝早くポン・ジュノ監督や女優ムン・グニョン、タレントのシン・ドンヨプらが追加で弔問し、故人を去って送った。

　この日、ソウル大病院の斉場ホームページおよび、イ・ソンギュンさんの遺体安置所が用意されたソウル大病院の斉場1号室の電光掲示板公知によると、イ・ソンギュンさんの葬式出棺は、既存の29日0時から同日の昼12時に持ち越された。葬地もチョンブク（全北）プアン郡のソンヨンから未定になっていたが、この日午前にスウォン（水原）のヨンファ場に最終確定された。

　先立って、警察当局と消防当局によるとイ・ソンギュンさんは27日午前10時30分頃、ソウル・チョンノ（鍾路）区にある公園の駐車場で車の中で意識がない状態で発見された。現場ではイ・ソンギュンさんが自殺をした状況で発見されたことで伝わった。

　一方、イ・ソンギュンさんは2001年にミュージカル「ロッキー・ホラー・ショー」でデビューし、シチュエーション・コメディー「恋人」、ドラマ「白い巨搭」、「コーヒープリンス1号店」、「パスタ〜恋が出来るまで〜」、「ゴールデンタイム」、「マイ・ディア・ミスター〜私のおじさん〜」、「ペイバック～金と権力～」、映画「くだらないロマンス」、「僕の妻のすべて」、「王様の事件手帖」など、数多くの作品に出演して活躍した。2009年に女優チョン・ヘジンと結婚し、2人の息子をもうけた。遺作としては未公開となっている映画「脱出: プロジェクトサイレンス」と「幸せの国」の2本がある。