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故イ・ソンギュンさん、胸を打つ最後のインタビューが公開…「演技=日記、無駄にせずにずっと書いていきたい」

Wow!Korea / 2023年12月28日 20時8分

故イ・ソンギュンさん、胸を打つ最後のインタビューが公開

薬物使用の疑いで捜査を受ける中、この世を去った故イ・ソンギュンさんの、生前最後のインタビューが公開された。米現地の韓国系メディア「ニュースマガジンシカゴ」は28日、公式YouTubeチャンネルを通じて「このインタビューは、ことし10月7日にアメリカでニュースマガジンシカゴとおこなった最後の生前対談」とし、映像を投稿した。

 イ・ソンギュンさんは当時、第17回「アジアンポップアップシネマ映画祭」に招待され、卓越電影成就賞のため、米国を訪問したことが分かった。

 イ・ソンギュンさんは、インタビューで受賞について、「いずれかの作品で受けるのではなく、(デビューから最近まで)僕の俳優日記に対する賞のようで、より意味深いし、意味があるように思う」と感謝を示した。

 彼は、演技を始めた時と今を比べて、どう成長したかという質問に、「思ったよりとてもよくできた」と、喜びを見せた。

 同時に、ポン・ジュノ監督の映画「パラサイト 半地下の家族」で、アカデミー賞作品賞を受賞した当時を振り返ったりもした。彼は、「その時は、夢にも見ないようなことを経験をしたのではないか」とし、「アカデミー授賞式に行って作品賞をいただき、ハリウッドのセレブたちに拍手されて、本当に夢を見ているようだった。龍になった」と回想した。

 続けて、「諦めずに一生懸命やり続けてきたことに対して、賞をくださったのだと思う」とし、「今後もまた違う日記を書いていかないといけない。一作品ずつ、キャラクターを作っていく過程を無駄にしない」と誓いをつけ加えた。

 この瞬間、自分に演技がくれる意味も明らかにした。イ・ソンギュンさんは、「このような質問を受けると、それまでは僕にずっと与えられる宿題だと思っていた」とし、「僕は計画的な人間ではないので、予習や復習はあまりしないが、自分に与えられた宿題はきちんとやりたいという欲がある」と打ち明けた。

 そうしつつ、「そうやって考えると、宿題だけうまくやっていても、豊かになって成長するじゃないか。(演技が)そうさせてくれた気がする」とし、「僕が生きる動力、様式を与えてくれるのが演技だが、今の時点で見ると演技は“日記”のようなものだ」と例えた。

 28日午前までで、イ・ソンギュンさんの遺体安置所には前日から弔問した俳優たち、芸能界関係者をはじめとし、朝早くにはポン・ジュノ監督や女優ムン・グニョン、タレントのシン・ドンヨプらが追加で弔問し、故人を去って送った。午後からは、「ファラン」のキム・チャンフン監督、女優パク・ソダム、キム・ヒソン、イ・ジュンイク監督らが遺体安置所を訪問した。

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