故イ・ソンギュンさんと遊興施設室長の発言内容を公開…KBSの報道に放送通信審議委員会が苦情を受け付け

韓国・放送通信審議委員会は俳優の故イ・ソンギュンさんと遊興施設室長A氏の電話の通話内容を公開したKBSの報道に対する苦情が受け付けられたと28日、明らかにした。

放送通信審議委員会の関係者は同日、Edailyに「当該報道に対する苦情が2件受け付けられた」とし、「詳しい苦情内容が公開するのが難しい」と述べた。続けて、「今後、担当審議部署が苦情内容に対する案件上程可否を決定することになるだろう」と付け加えた。

これに先立ちKBSは、先月24日にイ・ソンギュンさんの薬物使用容疑に関連する単独報道をしながら、イ・ソンギュンさんとA氏が交わした私的な会話が盛り込まれた電話通話発言の一部を公開した。イ・ソンギュンさんが「僕も君が大好き、それを知ってる？」と述べるとA氏が「知らない。表現をしないから」と答える内容。これに対してKBSは、「2人の関係を推定できる内容」という説明を付け加えた。

麻薬類管理に関する法律上大麻・向精の疑いで刑事立件され、2か月ほど警察の捜査を受けたイ・ソンギュンさんは、前日ソウル市チョンノ（鍾路）区の臥龍（ワリュン）公園の近くに駐車された自身の車両で亡くなった状態で発見された。イ・ソンギュンさんの死亡の事実が知られた後、一部で薬物容疑と直接関係のない私生活の内容を公開したKBSの報道がやりすぎだという指摘の声が出た。

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