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IU(アイユー)、新曲MVが批判されている理由は“障害がなくてこそ幸せな世の中”だから?…世界観に批判集中

Wow!Korea / 2024年1月26日 19時55分

IU(アイユー)、新曲MVが批判されている理由は1

歌手で女優としても活躍するIU(アイユー)の新曲「Love wins all」のミュージックビデオの中で、障害描写において思いやりが足りないという指摘が出た。ディストピアの中の登場人物は障害を持っており、幸せな世界の登場人物は障害を持っていない姿で描かれた部分が、“障害人権の感受性”に対して乏しい想像力だという批判である。

 映画「コンクリートユートピア」を演出したオム・テファ監督がメガホンを取った今回のミュージックビデオは、今月24日に公開された。映像でIUは手話を使い、韓国ボーイズグループ「BTS(防弾少年団)」Vの片目は白色に描写されている。ディストピアに住む2人は話ができない、そして十分に見ることができない設定だ。2人の障害は、彼らがビデオカメラで見つめるユートピアの俗世界には存在しない。ユートピアの中のIUは声を出して歌うことができるし、Vは両方の目の色が同じだ。

 このミュージックビデオが公開されると、一部のネットユーザーたちは障害・非障害を両極端的に描いた演出方式が、差別だと指摘した。悲劇的で悽惨(せいさん)さを強調するための道具として障がいを使ったという指摘である。「ザ・グローリー ~輝かしき復讐(ふくしゅう)~」で死んだいじめ被害者の母親も、「マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~」での不遇な環境のIU(劇中イ・ジアン)の祖母が手話を使っていたように、障がいを“不幸”を強調する催涙性材料に利用したという意見である。

 このような解析は、変化した人権感受性のレベルについていけていない、大衆文化コンテンツへの批判と解釈される。先立って、IUの新曲は「Love wins all」ではなく、「Love wins」というタイトルとしてティーザーが公開された。その後、このタイトルがクィア運動の象徴的なハッシュタグ文句である「Love wins」を連想させるという指摘を受けると、すぐにタイトルを変更した。

 関連して騒動が持続すると、一部ではこのミュージックビデオが“悪意”を持って障害者を卑下したわけでもないが、障害者嫌悪者のように言うのは、度を超えた非難だという声も出ている。一部のネットユーザーたちの間では、「監督が別にいるのに、これもIUをせめなければならないのか」、「IUのアンチたちがここぞとばかりに、過度に攻撃するのは区分しなければならない」と声を高めた。

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