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IU(アイユー)の新曲、静まらない障がい者差別議論に…全障連がコメント「克服ではなく尊重を願う」

Wow!Korea / 2024年1月30日 20時3分

IU(アイユー)の新曲、全障連がコメント

全国障がい者差別撤廃連帯(以下全障連)が、障がい者の差別騒動に包まれている歌手IU(アイユー)の新曲「Love wins all」に関連し、コメントを発表した。

 全障連は最近、公式SNSを通じてコメントを公開した。当コメントには、「The real Love Wins All」、「あの遠くfrom Earth to Mars必ず一緒に行ってくれる?」、「そこがどこでも、長い寂しさ その反対語を探して」という文言が込められている。

 まず全障連は、「IUさんの新しいシングル『Love wins all』の1位獲得を心から祝福する」とし、「まず私どもはこのコメントを通じて、IUさんを非難したり、責めたりするために書いたものではないことを、明確に申し上げたい」と書いた。

 続けて、「『Love wins all』のミュージックビデオと関連する多くの騒動や、批判を十分に理解している」とし、「私どもは騒動や批判と共に、障がい者の人権に対する社会的関心を拡張して、さまざまな社会的少数者の存在を芸術コンテンツとしてどう扱わなければならないのかについて、市民の方々とIUさんと共に悩みたい」とつけ加えた。

 また、「Love wins all」のキューブに言及し、「私どもは毎朝、ミュージックビデオの“キューブ”のような存在と戦っている。そのように、私どもは『大嫌悪の時代』を生きている」とし、「それにも関わらず、私どもは現実の“キューブ”とずっと対立して、戦おうとしている。私どもが作りたい“ビデオカメラの中”は、障がい者が非障害者として“克服”される世の中ではなく、障がい者も一緒に移動して、働いて、地域で一緒に暮らす世の中だ。また、性的少数者も労働者も、この世を生きていくすべての社会的少数者も、一緒に認められて尊重される世の中を願う」と伝えた。

 そうしつつ、全障連は「IUさんが歌う“愛が遂に勝つ”世の中と疎外される誰かに、『怖くない。私たちが一番素敵に暮らそう』と、ささやいて慰めの言葉を渡すように、全障連は誰も差別されたり、排除されない世の中を作るために、市民不服従運動をずっと続けていく」とし、「IUさんと私どもが進む道が、いつかは共に会い、誰も排除されない世の中を一緒に作り、The real『Love wins all』を叫んでほしい」と願った。

 先立って、今月24日に公開されたIUの先行公開曲「Love wins all」のミュージックビデオは、公開直後から障がい者差別騒動に包まれた。ミュージックビデオの中のIUは聴覚障がい者、韓国ボーイズグループ「BTS(防弾少年団)」のVは視覚障害者として描写されている。劇中で、世の中の抑圧や差別を意味するキューブを避けて歩いた2人は、ビデオカメラを見つけ、その中の2人は障害がない姿で表現された。これにおいて、一部では障がい者差別という指摘が続いた。その後、演出を務めたオム・テファ監督は「キューブは主人公に向けられた差別を意味し、さらに私たちの日常で漫然な各種差別や抑圧などを意味すると解釈されることもできるはず」とし、「ビデオカメラのレンズは、まさに愛のフィルターを意味する。また人物の内的あるいは外的な姿を飛び越えて、世の中の美しいものを眺めることができる重要な装置として見ることができる」と説明した。

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