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”50万人突破”「怪物」是枝裕和監督、「韓国、学ぶことが多い」… すばらしい映画制作環境

Wow!Korea / 2024年2月6日 7時36分

”50万人突破”映画「怪物」是枝裕和監督、「韓国、学ぶことが多い」… 素晴らしい映画制作環境

「韓国は学ぶことが多い国です」

映画「怪物」の50万観客突破を記念して訪韓した日本映画界の巨匠、是枝裕和監督が韓国映画界に対してこのように絶賛した。

是枝裕和監督は5日、ソウル・カンナム(江南)区で行ったインタビューで「韓国の映画制作環境は日本より立派で、映画人の情熱も格別だ」として「人的交流をはじめ多様な部門で韓日映画界が多く交流してほしい」と願った。 続けて「労働時間管理とかスタッフや俳優たちが暴力に露出しないように制度的によく設けられている」として「韓国で積み上げた経験を土台に日本映画界を良い方向に変化させたい」と抱負を明らかにした。

「怪物」が公開されて2ヶ月ぶりに韓国を訪れた理由については「映画公開時点で訪韓したかったが、釜山国際映画祭参加以後、新作ドラマ撮影のために今になって韓国に来た」と話した。 続けて「2泊3日間、観客と会って交流し、ソン・ガンホ、ペ・ドゥナなど俳優たちと出会いも持った」として「貴重な時間であり良い思い出として残りそうだ」と付け加えた。

特に是枝裕和監督は「2ヶ月以上映画が上映されるとは思わなかった」として韓国観客の熱い呼応に再度感謝を表わした。 彼は「GV(観客との対話)を通じて会った観客たちは私に絶えず質問し、映画に対する愛情をはばかることなく表わした」とし「贈り物もたくさんもらったが、時々私の顔を描いた肖像画を受け取る時は恥ずかしかった」と照れくさそうな笑みを浮かべた。

韓国で「怪物」が50万人の観客を集めることができた秘訣としては「坂本裕司脚本家の立派な脚本、オーディションを通じて選ばれた立派な二人の少年(黒川想矢・柊木陽太)の魅力のおかげ」とし「スタッフと俳優たちが自身の役割をよくしてくれたからこそ可能な結果」と謙遜に語った。

是枝裕和監督は韓国映画界とも特に縁が深い。 2022年に公開された「ベイビー・ブローカー」を通じてソン・ガンホ、カン・ドンウォン、ペ・ドゥナ、IU(アイユー)などと呼吸を合わせた。 この作品は第75回カンヌ国際映画祭に公式招待され、ソン・ガンホは韓国人初のカンヌ主演男優賞という栄誉に輝いた。

一緒に作業したい韓国俳優としてはキム・ダミ、ハン・イェリを挙げた。 是枝裕和監督は「キム・ダミ、ハン・イェリはとても魅力的な俳優」として「機会があれば一緒に必ず呼吸を合わせてみたい」とラブコールを送った。

昨年11月29日に封切りした「怪物」は普段と違って変わった息子の湊(みなと)の行動に異常を感知したシングルマザーの沙織が担任教師である保利、息子の友人である依里(より)を通じてこれまで知らなかった疑問の事件と向き合うことになる物語だ。 封切り66日目の2日、累積観客数50万人を突破した。 日本の実写映画が50万観客を動員したのは2022年「今夜、世界からこの恋が消えても」以後「怪物」が初めてだ。 この15年間、日本の実写映画の興行記録の中でも2番目に高い記録だ。 第76回カンヌ国際映画祭に招待され、脚本賞を受賞した。

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