【公演レポ】俳優アン・ヒョソプ、アンコール公演開催!真っすぐな瞳と甘く深い歌声にファンうっとり
Wow!Korea / 2024年2月29日 13時50分
続いて、彼は「何を歌おうか悩んだのですが、せっかく日本に来たので日本の曲を歌おうと思って準備しました」と、尾崎豊の「I Love You」を披露。この曲は韓国語でもカバーされているため、始めは韓国語で、そして2番の歌詞からは日本語で優しく歌い、ファンを感動させていた。
「レッツゴー!」という掛け声で始まったのは、高校生のころから聴いていたというBeyonceの「Love On Top」。ステージをリズムよく歩きながら、「♪自分に必要なのはあなた 愛しているのはあなた」と爽やかな笑顔で歌い、会場も軽やかなリズムに合わせて手拍子で応える。会場のムードが高まるなか、アン・ヒョソプが小学生のころにカラオケでよく歌っていたW.H.I.T.Eの「Dream Of Square」では、元気よく伸び伸びと歌い、まるで小学生に戻ったように無邪気で明るい表情を見せて、会場は「一緒に楽しみたい」という気持ちであふれかえっていた。
煌びやかなキーボードの音色会場に響くと、Ruelの「Painkiller」のステージへ。けだるくゆっくりとしたリズムに合わせて、ステージをゆっくりと一歩一歩進みながら、「♪こっちに来て そばにいて 僕が苦しい時は寄り添って」と、音楽を通して彼の心の内を届けた。
今回はカバー曲の構成となったが、いつかはオリジナル曲を作って聴かせたいと約束してくれたアン・ヒョソプ。1曲目でもピアノの腕前を見せてくれたが、ドラマ「いつかの君に」のOSTであるソ・ジウォンの「Gather My Tears」でもピアノの弾き語りで会場を惹きつけた。歌い終えてもしばらく目を閉じて、ファンの大きな拍手をしっかりと受け止める彼。そっと目を開けると、彼は「皆さんがこの曲を聴きたいだろうなと思って準備しました」と選曲理由を伝えた。
イベントはあっという間に終盤を迎え、最後の曲を歌う前に、彼が好きなエーリッヒ・フロムの「愛するということ」という本のワンフレーズを読んでくれた。そして、その言葉を借りつつ、ファンが自分を愛することを選んでくれたことに感謝し、苦しい時でもお互いにそばにいて支え合いたいという気持ちを伝えた。
真心のこもった言葉を届けた後、最後の曲としてYBの「Blue Whale」を披露。力強いバンドサウンドに体を揺らしながら、「♪君が進む道がしんどくてつらいとき 言ってほしい 隠さずに 君は一人じゃない」と歌いながら客席を眺めて微笑むアン・ヒョソプ。歌い終えると、「ありがとうございます」と深くお辞儀をしてステージを去って行くが、彼に向けられた拍手は、アンコールを求めるファンの熱い想いが込められた手拍子へと変わっていく。
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