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ドラマ業界、不況を破るために総力...プラットフォームを変え海外で先行公開

Wow!Korea / 2024年3月28日 7時0分

このような状況で自救策として行われるのが海外先行公開だ。HBエンターテインメントが制作したドラマ「私の男はキューピッド」は、自分で打ったキューピッドの矢に当たり、恋に落ちてしまった妖精とその恋に絡まってしまった女性の物語を扱ったロマンスドラマで、俳優チャン・ドンユン、ナナ(元AfterSchool)が出演し期待を集めていた。韓国国内での編成を受けられず、AmazonPrimevideoを通じて昨年12月1日に先行公開したが、3か月が過ぎた現在も韓国国内での編成は決まっていない状況だ。

このような場合も、運のいい事例だということが業界の声だ。先述のA氏は「ローカルOTTも国内編成された作品を基に契約しようとしている」とし、「検証された作品であれば契約できるということ」と話した。この関係者は「このような理由で最近は放送局に制作費をもらえず無料でドラマを編成すると出る制作会社もある」と業界の深刻な状況を伝えた。

現在、韓国ドラマ制作協会で把握している未編成ドラマは27編だ。ドラマ市場の状況が良くなったとしても、該当ドラマたちが編成を受ける保証はない。すでに制作後時間が過ぎている現在、放送トレンドとかけ離れているという問題もある。

制作会社の関係者B氏は、「みんな編成のために悩んでいるが、しっかりとした代案は無い」とし、「映画は時間が経っても公開できるが、ドラマは放送局やプラットフォームが限定されており、今後の公開が不可能だ。OTTを通じて公開しても、いわゆる『在庫処理』レベルで赤字を免れられない」と話す。制作会社C氏は、「ドラマ市場が難しくなったことも問題だが、K-コンテンツ熱風を見て分別力なく作品を制作したことも問題」とし、「市場が安定化することも重要だが、これから制作するときは慎重に行わなければいけないという教訓になった」と話した。

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