歌手IU（アイユー）、“闇チケットの濡れ衣議論”に…結局制度を廃止へ「過度な釈明手続きの被害に恐縮」

　さらには、公式ファンクラブの永久除名制度も改善すると発表した。

　EDAM側は、「これまでオン·オフライン上のプレミアム取引および、不正チケットを強力に防ぐための手段として該当制度を運用することになったが、最近の一連の事案によって、当社はいつにも増してその責任を深く痛感している」とし、「公式ファンクラブ内の除名制度は“永久除名”ではなく、“ペナルティ適用”（例示：ファンクラブ期数別加入制限）で運営する」と明らかにした。

　このため、この日から既存のIU公式ファンクラブの永久除名対象者に対する永久除名適用をすべて解除する。ただし、アーティストの身辺に脅威をおよぼしたり、プライバシーを侵害した場合は、今回の永久除名解除名簿には含まれない。過去、ファンクラブ内でトラブルを起こして社会的によくない問題を作った経験や、今後発生する場合は例外なく“永久除名”に該当する。

　EDAM側は、「当社の運営方針によって不便さを感じていたファンの方々と、アーティストに大きな心の傷を作ってしまった点、改めて謝罪申し上げる。続けて、モニタリングと意見を収容して発展した姿をお見せすることができるように力をつくす」と強調した。

　一方、この日公開した改編案以外にも、「追加で改善することができる部分は今後案内する」とし、「当社とメロンチケット、公演チームはチケット販売の過程で被害に遭った当事者のファンの方が、ご希望される方向で最後まで最善を尽くして補償する」と約束した。