「捜査班長1958」イ・ジェフン、「演技＋オリジナルの魅力」が通じた… 3話から始まる刑事4人組の「アナログ捜査」にさらなる期待

※あらすじ・ネタバレになる内容が含まれています。

「捜査班長1958」が俳優たちの好演と多様な見どころで視聴者を魅了した。

MBCの金土ドラマ「捜査班長1958」が没入感の高い展開と痛快なチームプレーで好評を得た。 青年パク・ヨンハンを期待以上に描き出したイ・ジェフンをはじめとする俳優たちの吸引力のある演技が見る面白さを加えた。

視聴率調査機関のニールセンコリアによると、初放送の視聴率は10.1%を記録した。 また、ファンデックス4月3週目基準でTV-OTT統合ドラマ話題性全体3位、Kドラマニュース記事数全体1位を記録した。

「捜査班長1958」は「捜査班長」のプリクエルを選択し、パク班長（チェ・ブラム扮）の青年時代である1958年を時代背景に確実な差別化を置いた。 まだ戦争の跡が残る、野蛮とロマンが共存していた時代。 その「不慣れさ」の中の様々な見どころとユニークな楽しみは2024年の視聴者を魅了するのに十分だった。

特に「時代の雰囲気と色味を生かすことがポイント」と明らかにしたキム・ソンフン監督の言葉のように、1958年を完ぺきに具現化したセット、衣装、小道具などのビジュアルが目を楽しませた。 それだけでなく、その時代の民衆の暮らしの哀歓を生々しく描き出し、パク・ヨンハン刑事のヒューマニティを浮き彫りにした。

また、原作「捜査班長」がそうだったように「捜査班長1958」も「1958年から1963年までの時代像を垣間見ることができる犯罪素材が扱われる予定」という点にも期待が集まる。

35年ぶりに帰ってきた「捜査班長」に原作ファンたちは喜びを表わした。 「捜査班長」の象徴であるシグナル音楽はオリジナルのようなメロディーを感覚的な編曲と立体的な演奏で再誕生させ、「捜査班長1958」の刑事たちの役名は既存俳優たちの名前をそのまま使い原作を記憶する視聴者の郷愁を呼び起こした。

何よりも「プリクエルが与える面白さ」を相違点として挙げたパク・ジェボム脚本家の確信には理由があった。 「捜査班長」でパク班長が円熟した老練さを備えた完成型の刑事だったとすれば、「捜査班長1958」パク・ヨンハン（イ・ジェフン扮）は情熱と覇気が先立つ成長型刑事だ。

パク・ヨンハン、キム・サンスン、チョ・ギョンファン、ソ・ホジョンがそれぞれのキャラクターの叙事と彼らがどのように出会って集まったのか、伝説の始まりを描きながら興味を加えた。 ここにイ・ヘジュ（ソ・ウンス扮）、ユ・デチョン（チェ·ドクムン扮）、ポン・ナンシル（チョン・スビン扮）など、かつてない新しいキャラクターがドラマをさらに豊かに埋めた。