「NewJeans」、雑音を跳ねのけてついに日本デビュー…ヘイン復帰で完全体に期待

「NewJeans」が東京ドームデビューを目前にしている。これまでさまざまな問題があった「NewJeans」の完全体復帰に注目が集まっている。

　20日、「NewJeans」のメンバー全員が日本に出国した。「NewJeans」は21日に日本デビューシングル「Supernatural」をリリース、その後、日本のテレビ番組であるテレビ朝日「ミュージックステーション」、日本テレビ「with MUSIC」、フジテレビ「FNS歌謡祭」などで新曲ステージを披露する予定だ。

　特に26〜27日に開催される東京ドームの「Bunnies Camp」に注目が集まっている。「NewJeans」はデビューからわずか1年11か月、海外アーティストとしては最短で東京ドームで公演を行うだけでなく、デビューと同時に東京ドームチケットを完売させ、さらなる意味を持たせた。

　しかし日本デビューまでの道は険しかった。まず「NewJeans」所属事務所のADORミン・ヒジン代表とHYBEとの間の対立が「NewJeans」の将来に懸念を引き起こした。今年、韓国と日本でのダブルシングルリリース計画を発表した矢先の内部問題で混乱を招いた。

　「NewJeans」はミン代表の解任を防ぐために請願書を提出するなど、彼女を支援した。結果的に裁判所はミン代表がHYBEを相手に提起した議決権行使禁止仮処分申請を認め、ミン代表は「NewJeans」の東京公演にもスケジュールを共にできることになった。

　一方、メンバーの健康問題も懸念された。先にヘインは「How Sweet」リリースを前に足の微小骨折で韓国の新曲プロモーション活動には参加できなかった。シングルリリース後、続くスケジュールでヘインの空席は残念に思われていたが、20日、ADOR側はヘインの復帰と共に東京ドームスケジュールに参加することを伝えた。

　ヘインには十分なリハビリ期間が必要なのでパフォーマンスは制限的だが、「NewJeans」が完全体として東京ドームに登場することにファンは喜んでいる。こうした中、「How Sweet」の振り付け練習映像が公開されたが、映像にはヘインを含む完全体のステージが収められ、初公開の5人バージョンの姿に期待以上の熱い反応が寄せられた。

　ことし、新曲発表直前に起きたHYBEとミン代表の対立、ヘインのけがに加え、共同作業したゲームの、一部のユーザーによる不適切な行動で被害に遭った「NewJeans」が、これらの雑音を跳ねのけて完全体でのステージを準備している。さまざまな問題を克服して無事に完全体として戻ってくるよう、声援が続いている。