ミン・ヒジン氏、ADORの代表復帰不発にHYBE「裁判所の賢明な判断」

グループ「NewJeans」の総括プロデューサーであるミン・ヒジンADOR前代表が、代表取締役として再選任してほしいという趣旨で、仮処分申請を提起したが、受け入れられなかった。

　HYBEの関係者は29日、Edailyに、「裁判所の賢明な判断に感謝申し上げる」とし、「HYBEは今回の決定をきっかけに、ADORの正常化、マルチレーベルの高度化、アーティスト活動支援に最善を尽くす」という立場を明らかにした。

　ミン・ヒジン氏側の関係者は、「現在確認中」という立場を伝えた。

　同日、ソウル中央地裁民事合意50部（キム・サンフン部長判事）は、ミン・ヒジン前ADOR代表が、HYBEを相手に、ADORの社内取締役再選任を請求する仮処分申請を却下した。却下とは、訴訟が請求要件を備えていない時に、本案審理なしに裁判を終えることを意味する。

　これに先立ち、ミン前代表は、先月13日にADORの臨時株主総会招集と社内取締役再選任などを請求する仮処分申請を提起した。ADORは17日、臨時株主総会を開き、ミン前代表を社内取締役に再選任する案件を可決させた。ミン前代表の新しい社内取締役の任期は、来月2日から3年。