サンタクロースがハッキングしたSNS→「aespa」KARINAの変身…「イルカ誘拐団」さすがな企画力のデパート年末キャンペーンが話題

コマーシャルIPスタジオ「イルカ誘拐団」が披露したSデパートの年末キャンペーンが、連日話題を呼んでいる。サンタクロースからハッキングされたような公式インスタグラムのアカウントから、新入りのサンタに変身した「aespa」のKARINAのドタバタを盛り込んだ映像まで、奇抜でウィットの利いたキャンペーンに、「さすが、イルカ誘拐団」という感嘆をそそっている。

　キャンペーンの始まりは、Sデパートの公式インスタグラムが、サンタクロースにハッキングされてからだ。突然、すべての投稿やフォローが削除され、サンタクロースが、SNSの委託運営および広告モデル契約を結ぶことになったという投稿を皮切りに、スンデクッパの名店のレビュー、韓国伝統文化体験の認証ショットはもちろん、各種名品アイテムをずらりと並べた見栄っ張りショット、ミラーセルフィーや人生4カットなど、韓国の多様なトレンドを体験するサンタクロースの姿がこうかいされ、笑いをそそった。さらに、サンタクロースがフォローがないのにで退屈なようだと他のデパートの公式インスタグラムアカウントをフォローすると、「これはフラッディングなのか？」という反応をして、予想できなかった世界観拡張とテンポのいいやりとりで、ネットユーザーたちの笑いを誘ったりもした。

　関心は、最近、「aespa」のKARINAが登場する映像が公開され、より高まっている。今まで公開された映像は2本で、「aespa」のKARINAの新しい魅力はもちろん、興味津々なストーリー展開により関心が集まっている。トナカイのルドルフが引くそりに乗って、プレゼント配達に真っ最中だったサンタクロースが交通事故に遭い、酸素呼吸器を使ったまま病室に横たわるサンタクロースを見守っていたKARINAが、「メリー・クリスマス」とささやきながら終わるのが最初に公開されたショートフィルム。続いて公開された2番目のフィルムには、サンタクロースの代わりに、2024年に新しいサンタになったKARINAのドタバタが盛り込まれた。プレゼント配達のために窓を壊して侵入する怪しいKARINAと、保安システムが作動し警察が出動すると、一目散に逃げるルドルフ、茫然自失な表情で遠ざかるルドルフとそりを眺めながら警察に連行されるKARINAの姿が笑いをそそる。

　公開された2本の映像はいずれも各1分あまりの分量で、短いながらもインパクトのある描写が繰り広げられ、その後のストーリーに対して、それぞれの推測をたたみかけ、話題を募らせている。

　たった2本のティザーですでに関心がたかまるなか、「イルカ誘拐団らしい」という反応と共に、熱い反響が続いている。SNS、ショートフィルム、オフラインイベントまで、さまざまな要素をひとつの愉快な世界観で連結し、ことしの冬に楽しいクリスマスイベントを届けたと歓呼しているのだ。イルカ誘拐団特有のユーモアや機知、奇抜なアイデアに対する感嘆だけでなく、公開された映像のしっかりしたストーリーテリング、感覚的な映像美まで、まるで1本の映画を観るような強烈な没入感を届け、注目を集めている。

　年末を迎え、愉快なクリスマスイベントを予告し、好奇心を呼び起こしているだけに、これから展開される興味津々なストーリーにたくさんの期待と関心が集中している。