故ソン・ジェリムさん、胸詰まる生前のインタビュー…「現実から抜け出せない人たちもいる」＝映画「暴落」

俳優の故ソン・ジェリムさんの生前のインタビューが人々の胸を詰まらせている。

　映画「暴落」は、50兆ウォンの蒸発で、全世界を揺るがした仮想通貨の大暴落事態の実話を元にした犯罪ドラマ。

　故ソン・ジェリムさんは、劇中、“MOMMY”という名前の仮想通貨の開発者として自他ともに認める事業の天才と呼ばれる主人公のヤン・ドヒョン役を務めた。青年、女性、障害の加算点などを悪用して、青年創業支援金を不正受給し、故意の不渡りと廃業を転々とし、投資誘致を受けながら、新しい局面に迎える人物の複雑な感情的に繊細に描き出す。

　さらに、生前のインタビューで、故ソン・ジェリムさんは、「無謀なことかもしれないが、現実から抜け出すことができない人々もいる」とし、単純に役柄以上のメッセージを込めたことを示唆したいきさつがある。

　故ソン・ジェリムさんの強烈な演技情熱を感じられる「暴落」は、2025年1月15日に韓国で公開される。