受賞式・作品宣伝を中断→新譜発売・コンサート延期...哀悼で止まった芸能界

ハン・ジミン、イ・ジュニョク主演のSBS新ドラマ「私の完璧な秘書」は制作発表会をキャンセルした。「私の完璧な秘書」側は、「1月3日に予定された制作発表会がキャンセルとなったことを案内する」とし、哀悼の意を伝えた。

年末の劇場街へ出撃する主要映画たちも宣伝スケジュールをオールストップした。劇場で公開中のヒョンビン主演映画「ハルピン」をはじめとし、31日公開のソン・ジュンギ主演映画「ボゴタ:ラストチャンスの地」、来年1月1日公開の「スーパーソニック3」などが今週予定されていた舞台挨拶など宣伝スケジュールをキャンセルした。

映画「ボゴタ」は公開翌日の来年1月1日に行う予定だった新年観客舞台挨拶をキャンセルし、哀悼の意を表現した。映画「ハルピン」もまた31日、来年1月1日行う予定だった舞台挨拶および観客との対話（GV）などのスケジュールをキャンセルした。しかし4日と5日に行う予定だった2週目週末舞台挨拶は予定通り行う。この日の舞台挨拶は哀悼の意を忘れず静かに行こなう予定だと「ハルピン」側は伝えた。

歌謡界は国家哀悼期間に予定されていたコンサートのキャンセル・延期により新譜や新規コンテンツ公開がしばし中断される。歌手チョーヨンピルは来る1月4日に行う予定だった20枚目のアルバム発売記念コンサートを延期することにした。イ・スンチョルもまたインフルエンザにより一度延期になり1月4日に予定されていた釜山オーケストラコンサートの日程をもう一度延期することにした。これ以外にキム・ジャンフン、イ・スンファンなどが予定されていたコンサートをキャンセルしたり延期することを決定した。

アイドルたちも哀悼に賛同し新譜発売および新規コンテンツ公開をしばし休む。「LE SSERAFIM」ホ・ユンジンは30日に予定していた自作曲「クラゲ」の音源発売を延期した。「BTS」もまた今週アップロード予定だったJINのコンテンツ「走れソクジン」、Vの誕生日関連コンテンツなど一部コンテンツ公開スケジュールを延期した。グループ「SEVENTEEN」側は予定されていたプロモーション日程を全面キャンセルし、哀悼の意を伝える。来月8日にカムバック予定の「SEVENTEEN」のユニット「BSS」は、去る29日に公開予定だった「TELEPARTY」オフィシャルフォトのアップロードスケジュールを延期し、去る30日にはジョシュアの誕生日コンテンツのアップロードを中断した。

グループ「NewJeans」は日本での海外スケジュールを消化しつつ旅客機事故犠牲者に向けた哀悼も行った。「NewJeans」は去る30日、日本公演スケジュールを控え公式インスタグラムアカウントのストーリーを通じてステージに上がる前に衣装の襟に追悼の意を込めた黒いリボンをつけたメンバーたちの写真と一緒に哀悼のメッセージを伝えた。

これに先立ち、消防庁など救助当局によると去る29日午前9時7分ごろ、務安国際空港に着陸を試みたバンコク発旅客機が滑走路の外壁と衝突する事故が発生した。この事故により179人が亡くなった。

チェ・サンモク大統領権限大公副総理兼企画財政部長官は来たる来年1月4日までの7日間を国家哀悼期間と指定した。