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“昨年11月に死去”故ソン・ジェリムさん、こんな人だった…アン・ウヨンやチャ・ジョンウォンが涙で追悼=映画「暴落」試写会

Wow!Korea / 2025年1月7日 20時18分

“昨年11月に死去”故ソン・ジェリムさん、こんな人だった…アン・ウヨン→チャ・ジョンウォンが涙で追悼=映画「暴落」試写会

故ソン・ジェリムさんの遺作を共にしたヒョン・ヘリ監督、アン・ウヨン、ミン・ソンウク、ソ・ヒジョン、チャ・ジョンウォンが故ソン・ジェリムさんに向けた切ない気持ちをあらわにした。

 映画「暴落:事業に失敗した男」(監督:ヒョン・ヘリ/製作:ムアム、以下“暴落”)のマスコミ配給試写会が、6日午後、ソウル・ヨンサン(龍山)区CGVヨンサンアイパークモールで開かれた。ヒョン・ヘリ監督と、俳優アン・ウヨン、ミン・ソンウク、ソ・ヒジョン、チャ・ジョンウォンが参加した。

 「暴落」は、50兆ウォン(約5兆円)の蒸発で全世界を揺るがした仮想通貨大暴落事態の実話を基にした犯罪ドラマ。故ソン・ジェリムさんの遺作でもある。

 これに対して、ヒョン・ヘリ監督は、「最初はソン・ジェリムが自主的に持っている感じのため、人々がたくさん誤解をするが、とても温かくて最強のギャグキャラクターだ」とし、「会いたいし、残念だ。今、一緒にいたらよかったのに」と打ち明けながら涙を流した。

 故ソン・ジェリムさん以外にも、アン・ウヨン、ミン・ソンウク、ソン・ジェリムチャ・ジョンウォンなどが出演する。

 アン・ウヨンは、「ジェリム兄さんとは、5年前に『ラジオスター』で会った。バラエティーは各自の控え室を使うために、顔見知りで性格はよく分からなかった」としながらも、「今回の映画を共にしながら、兄と弟になった。兄さんが本当によくしてくれた。思いやりもあり、ちゃめっ気がたくさんあって純粋な人だったようだ。撮影する間ずっと、兄さんと会うと遊ぶつもりで撮影した」と明かした。

 続いて、「撮影したからといって、本気で親しくなるのは難しいが、兄さんとはかなり親しくなった。役でもたくさんあったし、人間的にも通じることが多くて、兄さんの家にもよく遊びに行った」と付け加え、「時局が重い状況ではあるが、兄さんのために自分の範囲内で最大限『暴落』をPRしたい気持ち。兄さんが共にするというつもりで臨んでいる。最後まで見守ってほしいと言いたい」と意気込みを語った。

 

 ミン・ソンウクは、「ドラマでちょっと会って、今回深く会うことになった。見えるイメージは冷たく見えるが、演技に対して深く悩む友人だった」とし、「暴走する時に撮ったシーンは、セリフを変えたりもした。ここまで表現する俳優だったんだと思いながら、過小評価されていたのではないかという気がした。今回の作品が、フィルモグラフィーで最高の作品のようだ。感嘆しながら撮った記憶がある。とても会いたい」と伝えた。

 ソ・ヒジョンは、「演技の話をたくさんした」とし、「ミン・ソンウクが言った通り、私もまたこんなによい俳優だったのか?ともう一度見るようになった。びっくりした。たくさん学んだ」と振り返った。

 チャ・ジョンウォンは、「同じ家族なので、撮影前から知っていた。冷たく見えるが、面白くてたくさんふざけたりもした。兄さんが物知り博士なので、いつも面白かった。おしゃべりもたくさんした」と思い出を共有し、「この映画を兄さんが一緒に見たら、兄さんが本当に喜んだだろうと思った。観たら本当に喜んだだろうと思って、兄さんも一緒に見るという気持ちで、映画を見た。とても会いたいと言いたい」と、故人を再び称えた。

 「契約職だけ9回した女」でカンヌのドラマフェスティバルで好評を得た時事教養プロデューサー出身のヒョン・ヘリ監督がメガホンを握った「暴落」は、15日に韓国で公開される。

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