“15年間台本検討中”俳優ウォンビン、久しぶりにCFで大衆の前に登場…引退説は白紙に？

15年間、ブランクを過ごしている俳優のウォンビンが、久しぶりにテレビの広告で姿を現し話題となっている。

　7日、ウォンビンがモデルを務めているコスメブランド「INCELLDERM」の新しいCF映像が公開された。これは、約1年ぶりに掲載された新しい広告で、ウォンビンは、久しぶりにテレビを通じて大衆に顔を見せることになった。

　公開された映像の中には、白いワイシャツにジャケットをはおったウォンビンが、薬用植物であるツボクサを持ったままカメラを見つめている。顔を大きく拡大したカットでも、相変わらずの彫刻美男の姿を誇るウォンビン。

　久しぶりに伝えられたウォンビンの近況は、熱い反応を呼んだ。ネットユーザーたちは、「冷凍人間なのか老けない」、「今もなおステキだが、歳月の流れは仕方ないようだ」、「AI説が正しいようだ」などさまざまな意見と共に、喜びを表出している。

　ウォンビンは、2010年8月に公開された映画「アジョシ」以降、長いブランクを持っている。2015年5月に俳優のイ・ナヨンとカンウォン（江原）道チョンソン（旌善）近くでスモールウェディングを挙げたウォンビンは、結婚7か月目となる同年12月に息子を授かった。その後、妻のイ・ナヨンは映画やドラマなどに復帰し、熱心な仕事ぶりを見せているが、ウォンビンは、「台本を読んでいる」という言葉だけを繰り返すだけで、CF以外は特別な活動をしていない。

　そして、昨年となる2024年、ウォンビンが2008年から実に16年間活躍していたコーヒーの広告から降板し、CFでも顔をほとんど見せない状況になり、“引退説”が浮上したりもしたが、ウォンビン側は、これに対して否認した。また、昨年11月に放送されたKBS2のバラエティー番組「社長の耳はロバの耳」でタレントのパク・キョンリムは、ぜひ会いたいスターにウォンビンを挙げ、「私が製作発表会や製作報告会、ショーケースの進行を本格的にしている間、その方がまだ作品をやっていない」と言及した。

　これに対して、ウォンビンとイ・ナヨン夫婦と親しいことでよく知られたデザイナーのチ・チュンヒは、「本人がやらないのではなく、負担を持っているようだ。よくは分からないが、作品は継続して見ているようだ」とし、「イ・ナヨン氏がきれいになっただけに、ウォンビン氏もとても成熟してステキな男性になっている」と近況を代わりに伝え、注目を集めた。

　約1年ぶりにCFで大衆に顔を出したウォンビン。ことしは新しい作品で、よりいっそう成熟したウォンビンに会うことができるか。その行方が注目される。