「すっきりしたか？」…IU（アイユー）、ユン大統領の拘束で…再び“悪質書き込みテロ”の被害者に

IU、また悪質投稿テロの被害者に

歌手で女優のIU（アイユー）が、尹錫悦（ユン・ソンニョル）大統領を支持する者たちからの怒りを買っている。

　ユン大統領が、「非常戒厳」の宣言をめぐって内乱を首謀した疑いで、去る15日に拘束された中、16日（本日）、IUのInstagramの投稿には、ユン大統領の猛烈支持者と思われるネットユーザーたちの悪質コメントが走っている。

　コメントは、「左（派）イユー」「国民の妹は完全に後頭部を打った」「すっきりしたか、気に入ったか」「IUのファンだったが、かなりがっかりした」「ファンがみんな左派（=革新派）だと思っているみたいだね」、「少しだけでも勉強していたら、民主党は絶対支持することができない党だということが分かるはずだ」などの内容だ。

　彼らは、IUが昨年末にユン大統領の弾劾賛成集会に参加したファンたちに、いわゆる“先払い”でサポートしたという理由で、SNSに押しかけて悪質コメントを浴びせている。

　先立って、IUは昨年12月13日、ソウル・ヨイド（汝矣島）一帯で開かれたユン大統領の弾劾を求める集会に参加するファンたちのために、あちこちの食堂で“先払い”をしたことがある。所属事務所は、ファンたちのためにしたことと説明したが、弾劾に反対するユン大統領支持者たちは、IUが事実上弾劾を促したものと見て、悪質な投稿の洗礼を加えている。

　一方、「悪質なコメントは気にしないでください」「IUには関わらないで」「ここには、金融治療を受ける人が多いね…」「お願いだからIUに何も言わないでください。到底心が痛くて見ていられないですね。なさりたいなら、私にしてください」などの擁（よう）護コメントも続いた。