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鍵山優真、隣の佐藤駿を揺さぶり「メダルだよ!」…ジャンプ失敗するも王者マリニンが大失速

読売新聞 / 2026年2月14日 10時44分

男子で銅メダルに決まり、驚いた表情を見せる佐藤駿(奥右)と銀の鍵山優真。右端はイリア・マリニン(13日、伊ミラノ郊外で)=上甲鉄撮影

 ミラノ・コルティナオリンピックは13日、各地で競技が行われた。

 13日のフィギュアスケート男子フリーで、ショートプログラム(SP)2位だった鍵山優真(オリエンタルバイオ)は176・99点にとどまり、銀メダルとなった。佐藤駿(エームサービス)が186・20点をマークして銅メダルを獲得。SP5位のミハイル・シャイドロフ(カザフスタン)が198・64点で逆転優勝を果たした。SP首位のイリア・マリニン(米)は失速して8位。三浦佳生(オリエンタルバイオ)は13位。

 鍵山は2大会連続の銀メダル。日本勢は、この種目で5大会連続のメダル獲得となり、3大会連続で2人が表彰台に上がった。

フリップに挑むも失敗

 信じられないような光景だった。最終滑走の世界王者マリニンが次々とジャンプを失敗し、まさかの8位。リンク脇で見つめていた鍵山は、隣で状況がのみ込めない佐藤の体を揺さぶった。「メダルだよ!」。鍵山は銀、佐藤が銅――。ジュニア時代から競い合ってきた盟友と、強く抱き合った。

 4年間目指してきた舞台で「今日で全てが決まると考えたら、緊張した」。冒頭の4回転サルコーは着氷が乱れた。よぎる不安を振り払い、次に挑んだのは、4回転ジャンプの中でアクセル、ルッツに続いて基礎点が高いフリップ。昨季は多くの試合で構成に入れていたが、安定感を欠く原因となっていたため、今季はここまで回避してきた。

 2度目の五輪は「自分を超える」ための戦いでもあった。フリーの自己ベストは4年前の北京五輪で出したもの。「今の自分が持つ全てを出し切る」と、今大会は必ずフリップを入れると決めていた。強い思いで踏み切ったが、体勢を崩して転倒した。

 この日の176・99点は、北京でのスコアに30点以上及ばない。それでも「挑戦できたのは大きな成果。まだまだ強くなりたい」と語った。18歳でつかんだ4年前のメダルを「フレッシュな銀」といい、ミスが続いた今回を「悔いが残る銀」と表現した。どちらも、さらなる成長への糧にする。(岡田浩幸)

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