前澤友作氏がMetaとFacebookを提訴 賠償額は1円 なりすまし詐欺広告「違法なのか合法なのかはっきりさせたい」

実業家の前澤友作氏

　実業家の前澤友作氏（48）が15日、自身のX（旧ツイッター）を更新し、インスタグラムなどで知られるMeta社とFacebook Japan社を提訴したことを明かした。前澤氏は以前から、同社のサイト上で自身も含め著名人の写真が使われたなりすましの詐欺広告が掲載されていることに対して警鐘を鳴らしていた。

　前澤氏は「Meta社及びFacebook Japan社それぞれを本日提訴しました」と裁判所に訴訟提起したことを報告。訴状の画像も掲載し、「彼らの行為が違法なのか合法なのかまずははっきりさせたいと思います。彼らが努力しているという詐欺広告対策についての具体的な内容提示、並びに責任者に対する法廷での証人尋問を求めます」とその目的を明かした。

　また「損害賠償請求はあえて1円にしました」と求めるのは賠償金額ではないことも強調。「違法となれば、詐欺被害者の損害賠償請求もやりやすくなりますし、なにより詐欺被害抑止の大きな一歩になるものと思います。頑張ります」と他の被害者のために戦う意思を示した。

（よろず～ニュース編集部）