2026年月面着陸はアポロ計画より困難 月面を歩いた宇宙飛行士が予測「南極は影が非常に深く、荒れた地形」
よろず~ニュース / 2024年5月17日 22時0分
画像はイメージです
2026年の月面着陸は、アポロ計画よりも困難なものになることが分かってきた。アポロ計画で月面を歩いた宇宙飛行士であるチャーリー・デュークは、1960年代から70年代かけてのアポロ号着陸に比べ、2年後に月の南極付近に有人着陸を目指す「アルテミスⅢ」の計画では、サイズの大きい宇宙船がより荒れた地形に到着することから非常に難しいものになるだろうと話した。
1972年のアポロ16号のミッションに参加したデュークは、ザ・タイムズ紙で「アルテミスの最初の着陸計画は困難を極めるだろう。月の中でも南極付近は影が非常に深く、クレーターや丘が多くありとても荒れた地形に行くことになるからだ」と予測した。
さらに「着陸地点を本当に慎重に選ばなくてはならない。ミッションの構成では、組み立て、燃料供給、到達しそこからの下降だ。アポロの時よりもずっと困難なものになると考えている」「アポロはとてもシンプルなやり方だった。アルテミスの乗り物は巨大だ。30メートルかそれ以上の高さだ。エアロックがあり、地面に降りるエレベーターを設置しなくてはいけない」と、月を経験している数少ない人間としての見通しを語った。
NASA(米航空宇宙局)は、アルテミス3号の打ち上げを2026年に計画。1972年のアポロ17号以降初めての人類の月面着陸を予定している。
(BANG Media International/よろず~ニュース)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
中国、月探査機「嫦娥6号」による月着陸を数日以内に実施か
sorae.jp / 2024年6月1日 10時32分
-
「2045年、火星に太極旗」…韓国大統領、宇宙プロジェクトの野心 (下)
KOREA WAVE / 2024年6月1日 10時0分
-
人類初の月面着陸、世界が目撃したのはリアルか?フェイクか? 「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」予告&ポスター
映画.com / 2024年5月29日 12時0分
-
【1969(昭和44)年5月26日】アメリカの有人宇宙船「アポロ10号」が地球に帰還
トウシル / 2024年5月26日 7時30分
-
なぜ日本がアメリカ以外で初めて月面着陸する国として選ばれたのか? 「アルテミス計画」探査車開発の見返りに得た切符と、米中競争の影
47NEWS / 2024年5月20日 10時0分
ランキング
-
1中国の「領海」侵入で外国人を最長60日拘束可能に…フィリピンなど周辺国で警戒強まる
読売新聞 / 2024年6月14日 20時31分
-
2ローマ教皇が初参加=AI「倫理」規制を提唱―G7サミット
時事通信 / 2024年6月14日 23時31分
-
3ロシア当局が指名手配、赤根智子ICC所長「圧力に屈してはならないという気持ち」…ICCの意義を強調
読売新聞 / 2024年6月15日 7時0分
-
4ウクライナの無人機87機撃墜、夜間攻撃で ロシア発表
AFPBB News / 2024年6月14日 17時38分
-
5プーチン氏、ウクライナとの和平交渉開始の条件を一方的に列挙…平和サミットを前に揺さぶりか
読売新聞 / 2024年6月15日 0時14分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください