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“NewJeansの生みの親”ミン・ヒジン代表、激変のニコニコ会見もくすぶる火種 友好も対立も「HYBE次第」

よろず~ニュース / 2024年6月1日 17時50分

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ミン・ヒジン_サムネイル

 親会社であるHYBE(ハイブ)との対立の中、一旦退出の危機を免れたアドア(ADOR)ミン・ヒジン代表が5月31日、記者会見を開いた。裁判所は5月30日、ミン代表が申し立てた、HYBEによる臨時株主総会の「議決権行使を阻止」仮処分申請を認め、HYBEは臨時株主総会でミン代表解任に対する議決権を、行使することができなかった。

 前回、4月25日に開いた会見の時とは打って変わり、ミン代表は晴れやかな表情で登場した。「相手(HYBE)がどう出るかによって変わる問題。仲直りをすることも、再びけんかすることも可能だ」「裁判所が仮処分判決を下した今が、分岐点だと思う」「HYBEがNewJeansと会社の未来のために、良い判断をしてほしい」などと語った。

 またミン代表は「濡れ衣を脱ぎ捨てることができて、とてもホッとしている。大きな重荷を下ろすことができたと思う」と、仮処分申請が受理された所感を述べた。そして「ずっと誤解されたり、わざと変に思われる方がいるようだが、役職やお金に対する欲望自体が、紛争の要因ではなかったし、それは今も明らかだ」と強調。その上で、「私の確かな目標は、NewJeansと計画したことを誠実に、問題なく実行すること」とし、「HYBEと妥協点がうまく整えばいいと思う。大義的にどちらがより実益なのかについて考えて、みんなが良い方向に進んでほしい」と言及した。

 記者会見に同席した、ミン代表の代理人たちは、「『仮処分決定が出たから、代表理事職を維持できるだろう』と考えている人がいるが、今後HYBEがどのような措置や行為をするのか分からないので、まだ不安な状況にあるのが事実」と分析。「すぐにアドア理事会が招集される可能性があり、その時にミン代表解任案を上げることが可能なため、悩みが多い状況だ」と安心するにはまだ早い状況であることも伝えた。

 ミン代表は「私は、経営に適性があると思っている。通常、プロデュースと経営は分けてやるべきだと言われるが、人々は専門という言葉に騙される」と言い、自ら代表職を降りるつもりはないことを宣言。「HYBEとは、どのようなやり方で、妥協と疎通を続けるつもりか」という質問には「相手がどう出るかによって変わる問題」とし、具体的な明言を避けた。

 裁判所が仮処分申請を認めたことで、HYBEは当面、ミン代表を解任することができなくなった。しかしアドアの社内取締役に、HYBEの人物を配置。キム・ジュヨンCHRO(最高人事責任者)、イ・ジェサンCSO(最高戦略責任者)、イ・ギョンジュンCFO(最高財務責任者)ら3人を、新社内取締役に選任し、従来のアドア社内取締役であったシン副代表とキム理事を解任した。

 これにより、HYBEはアドアの取締役会を1対3の構図で支配。ミン代表の社内での立場が縮小され、先行きは不透明だ。今後、HYBEがアドア取締役会を通して、ミン代表解任を強行する可能性も残っている。その場合、ミン代表がHYBEを相手に株主間契約違反の民事訴訟を提起し、両者の対立がさらに激動の渦中に入る可能性も浮上している。

(よろず~ニュース・椎 美雪)

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