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漫画家・大暮維人さん 新連載「灰仭巫覡」作画中に聴いていた楽曲とは ラジオ番組で4曲明かされる

よろず~ニュース / 2024年6月5日 17時20分

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大暮維人「灰仭巫覡」より

 「週刊少年マガジン」で連載が開始された大暮維人さんの最新作「灰仭巫覡(カイジンフゲキ)」に関するこぼれ話が4日、FMラジオJ-WAVE「GRAND MARQUEE」内で放送された。マンガ業界の広告プランナー、アーティストである「近視のサエ子」がマンガを紹介するコーナー「推しに願いを -Wish Upon A Star」に担当編集者2人が登場。最新作、大暮氏の人柄などが語られた。

 「天上天下」「エア・ギア」「バイオーグ・トリニティ」「化物語」などで知られる大暮さんにとって〝集大成〟に位置付けされた最新作。かつて天災と呼ばれていた「夜」を巡り、人智を超えた災害の襲来を受けた少年たちが描かれる。日本の田舎町に住む少年・仭が、「夜」により故郷を追われた英国軍人・ガオと出会ったことを起点に、仲間たちと青春を過ごす中、再び「夜」に襲われる。同誌からは「漫画の常識を覆すファンタジー巨編」とうたわれた。

 担当編集者によると「連載を執筆中だったので、端々で次どうします?と言う感じで進めていた」と、前作「化物語」(原作・西尾維新)のコミカライズと並行して企画を膨らませていったという。約1年前の連載終了から、じっくりと今作への準備を進めた。サエ子が「作品を読むと知り合いの編集者の顔が浮かんだりする。作品によって編集者のカラーも出るのか?」と質問すると、編集者は「ディスニーやハリウッド映画みたいな大人数で作っているわけじゃなく、2、3人の少人数で作っているのでどうしても色は出てしまう」と話していた。

 主人公「仭」と、神を祀りつつ神意を世俗に伝えることを役割とする人々を指す「巫覡」の文言が入るタイトルについても言及。担当編集者は「地震など天災とよばれるものが意思を持って人を滅ぼしに来る。それを『夜』と呼んで、それにあらがう少年少女の生き様を描きます」と説明した。

 サエ子が作中から「守(かみ)様を食べるシーン」などが印象に残ったことを挙げると、編集者は「先生からはバンバンとアイデアを出てきます。自分たちからは何も言うことがなくて『カッコイイです』と。ビックリしましたね」と話していた。サエ子が「腕フェチ」であることを告白するとともに、腕が魅力的に描かれたシーンを挙げると、笑い声が起こっていた。

また、FMラジオらしく、大暮氏が作画中に聴いていたというプレイリストから、4曲が公開された。REOスポードワゴン「涙のフィーリング」、ブルーノ・マーズ「ラナウェイ・ベイビー」、ヨルシカ「アルジャーノン」、エビア「エルサルトン(El saltón)」。その幅広いジャンルは、大暮さんの作家像を表すようだった。同コーナーは連動ポッドキャストではフルバージョンを長尺で公開中。「GRAND MARQUEE」内で放送できなかった深い話までが配信されている。

(よろず~ニュース編集部)

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