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蓮舫氏「都民のために無所属」立憲民主党に離党届提出 都知事選告示日まで国会議員継続も明言

よろず~ニュース / 2024年6月12日 18時18分

蓮舫氏「都民のために無所属」立憲民主党に離党届提出 都知事選告示日まで国会議員継続も明言

離党届を提出した蓮舫氏=都内

 立憲民主党の蓮舫参院議員が12日、都内の同党を訪れ、離党届を提出した。蓮舫氏は東京都知事選(20日告示、7月7日投開票)への出馬を表明しており、無所属で出馬することを公言していた。

 同日に小池百合子東京都知事が都知事選への立候補を表明する(時系列では蓮舫氏の離党届の方が先だった)ことについては「わたしが挑戦者ですから、やっぱり現職の方のいろんな余裕とか強さとかそういうものを学ばせていただきながら、挑戦をしていく立場だなということを思い新たに、臨みたいと思います」と「挑戦者」を強調した。

 「小池都政のリセット」を掲げての出馬となるが「よい物は当然残す」とした上で「子育て政策にしてみても、わたしの視点からして、もう少し足すところはないんだろうか?あるいは引くところはないんだろうか?」と具体例を挙げて見直しの必要性を説いた。三井不動産、明治神宮、日本スポーツ振興センター、伊藤忠商事が行う神宮外苑の再開発の見直しは公約の1つとする意向を示しているが、すべての公約については「いま、『最後のまとめ』という形で編集をしているところです。来週早々にでも発表できればと思っています」とした。

 2004年に当時の民主党から出馬して国会議員となった。20年間の愛着はあるが、「首長選挙となりますと、やはり無所属というのが普通の景色だと思っていますので、その部分では今回は都民のために無所属という形を選びました」と離党の思いも告白した。

 無所属となったことで「1人でも多くの都民のみなさまにご支援をいただきたいと思っていますので、党派を超えてご支援の呼びかけ、と言いますか、背中を支えていただければなと思っています」と幅広い支援も期待。「もっと東京は良くなると思っていますので、わたしの思いをもっともっと広げて戦いに臨んでいきたいと思います。」と意気込んだ。

 参院議員の資格は当面継続し、20日の都知事選告示日の正式な立候補に伴い自動失職となると明言した。

(よろず~ニュース編集部)

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