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セクハラ疑惑の韓国女子フィギュアのメダル候補、携帯メッセージ公開し「恋人」主張 資格停止で五輪ピンチ

よろず~ニュース / 2024年6月30日 16時20分

セクハラ疑惑の韓国女子フィギュアのメダル候補、携帯メッセージ公開し「恋人」主張 資格停止で五輪ピンチ

イ・ヘイン選手(出典:イ・ヘインInstagram)

 韓国の女子フィギュアスケート選手のイ・ヘイン氏(19)が最近、イタリア遠征合宿中にお酒を飲み、未成年である異性の後輩にセクハラ行為をした疑いで、大韓氷上競技連盟から3年間の資格停止処分を受けた。

 その後、被害者とは恋人であったと主張するも、被害者側が「関係性が不明瞭な状況で、イ・ヘイン選手にセクハラされ、とても困惑している」という趣旨のコメントを発表。これを受けイ・ヘイン選手は、被害者と交わしたテキストメッセージを公開し、恋人関係であったと再主張するとともに、問題となった行動については、被害者が先に提案したものだと訴えた。

 イ・ヘイン選手は27日夜、インスタグラムのストーリーズに、5月21日と24日に被害者と交わした携帯電話のテキストメッセージをキャプチャーして投稿。5月21日は「再び付き合うことにした日」であり、24日は「キスマークを先生が見た日」と説明された。

 公開されたメッセージには、被害者が5月21日に「他の人から『また付き合ってるのか』と聞かれたら『付き合ってない』と言う」と、最初に秘密の恋愛を提案する内容が含まれていた。また5月24日には、遠征先で会うのを控えるようにしながら、「キスマークは僕が悪いし、責任を取るのが当然だ」と言った内容が書かれている。これに対し、イ・ヘイン選手は「君に頼まれても、私がやってはいけなかった。大人だから」「私の考えが浅はかだった」と返している。

 これは、被害者側の声明文とやや矛盾した内容だ。すると、被害者の法定代理人であるソン・ウォンウ弁護士は「2人は2023年に3カ月間交際し、別離した。しかし5月の海外遠征期間中、イ・ヘイン選手が被害者を宿舎に呼び出し『また付き合おう』と提案して、その日に問題行為が行われた」と発表。

 また「当時、被害者はキスマークが何であるかを知らなかっただけでなく、首に跡が残ったのでとてもパニックになり、驚いてすぐに部屋から出た」「その後、イ・ヘイン選手が事後証拠収集の目的で、当該事件について質問し、被害者は精神的にショックを受けた。現在、精神科治療を開始している」と伝えた。

 現在イ・ヘイン選手と被害者側が、双方が食い違った主張をしており、論争はまだまだ続く様相だ。

 イ・ヘイン選手はジュニア時代、韓国女子シングルでキム・ヨナ氏以来、15年ぶりのジュニアグランプリに2大会連続優勝を果たし、ジュニアグランプリファイナルへ進出、5位を記録した。

 シニアシーズンには、世界選手権で4年連続トップ10に入る成績を残し、2022年の世界選手権へユ・ヨン選手ともに出場、次シーズンの出場権3枚獲得に貢献するなど、キム・ヨナ氏の引退後に、初めて韓国女子シングル選手3人を世界選手権へ派遣した。

 2022-2023シーズンには、2023年四大陸選手権で優勝。キム・ヨナ氏以来の、2023年世界選手権でメダルを獲得するなど、国際大会で注目すべき成果を上げている。

 ちなみにフィギュアスケートは個人競技であるため、その特性上、選手が海外で個人練習を行うことはあったが、代表チームが合同で海外遠征合宿を実施したのは、フィギュアスケート代表チーム史上、初めてだったという。また連盟強化訓練運営委員会は当時、訓練期間中の飲酒を禁止していた。

(よろず~ニュース・椎 美雪)

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