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〝勝利の女神〟中江有里の阪神愛「まわり道の方が面白い」若手台頭に希望 全試合観戦、新潟で2軍帯同も

よろず~ニュース / 2024年7月7日 11時0分

〝勝利の女神〟中江有里の阪神愛「まわり道の方が面白い」若手台頭に希望 全試合観戦、新潟で2軍帯同も

昨年11月の日本シリーズで甲子園球場のライトスタンドに陣取り、ユニホーム姿で阪神を応援する中江有里

 昨季のプロ野球で38年ぶりの日本一を達成し、今季は「アレンパ」(連覇)を目指す阪神タイガース。作家、俳優、歌手などマルチに活躍する中江有里は筋金入りの阪神ファンとして全試合を観戦し、時間を見つけては球場に足を運んでいる。ユニホーム姿で応援する姿がSNSでも発信され、昨年の優勝時に「勝利の女神」として話題になった中江が、よろず~ニュースの取材に対し、猛虎愛にあふれた近況を語った。

 「バース、掛布、岡田」のクリーンアップを軸にした強力打線で日本一に輝き、阪神フィーバーに沸いた1985年、中江は小学6年生だった。「大阪ですから、やはり周囲は阪神ファンが多かった。『平家』じゃないですが、『阪神ファンにあらずんば…』みたいな(笑)」。全試合観戦を始めたのは2022年の開幕戦から。「矢野監督最後の年。クライマックスシリーズ・ファイナルの最終戦、衝撃的な阪神敗戦を神宮球場で見届けました」という。

 夫の写真家・初沢亜利氏も同じ73年生まれで、85年のリーグ優勝を決めた神宮球場のスタンドに単身で駆け付けた小学生だった。大の虎党である夫に負けず、中江も昨年9月14日、甲子園球場でリーグ優勝を決めた巨人戦でライトスタンドから歓喜の胴上げを見届けた。「岡田監督になって、あんなに圧倒的に強くなるとは思わなかった」と驚きを隠せない。

 今季は、6月末までに15試合を球場で観戦。5月末には、オイシックス新潟アルビレックスBCとのファーム交流戦の2試合を観るため、三条パール金属スタジアムとハードオフエコスタジアム新潟に足を運んだ。

 「2軍の試合は応援団がいないので、1軍のような華やかな雰囲気はないです。対戦したオイシックスにいる元阪神の髙山俊選手、小林慶祐投手には、阪神ファンが声援を送っていました。新潟の球場は、どちらも駅から遠くて、徒歩で行けないような所にあるんですけど、通常の試合と比べて観客数が一桁多かったそうで、阪神ファンの熱心さを感じました。昨年は北海道のエスコンフィールドで日本ハムとの交流戦に行きましたが、試合後にススキノへ行ったら阪神のユニホームを着た人がたくさん集結していた。全国どこにでもいますね、阪神ファンは。それだけ人気があるから期待もされているし、選手の皆さんのプレッシャーも大きいだろうなと思います」

 阪神の応援で生活にハリができる。

 「全試合観戦を始めてから『阪神』を通じてコミュニケーションが増えたことが意外な喜びでしたね。大阪の父も阪神ファンなので、一緒に甲子園に行ったり、勝った負けたで、父とLINEのやりとりがあります。私は東京に住んでいるので、神宮、東京ドーム、ハマスタ(横浜スタジアム)での観戦が多い。そのせいか、ホーム(甲子園)に行くと高まるものがある。今年の甲子園観戦では、才木投手がノーヒットノーランするかもという試合(6月9日)で肩がこるくらい緊張しました。才木投手はパワーピッチングが魅力ですが、ヒーローインタビューで見せる明るいキャラクターもチームを盛り立ててくれます」 

 〝混セ〟で苦戦が続く阪神。「昨年がものすごくうまくいって、ぶっちぎりで優勝したので、『そういうことは、今年はない』というふうなことを岡田監督もおっしゃっていたし、私もそうなのかなと思いました。7月から9月にかけてシーズンは半分近く残っていますし、夏場は体力的にきつくなりますが、何とか乗り切ってもらいたいなと。大山選手が2軍に行ったり、去年とは違う出来事が起きていますが、今年は前川選手、豊田選手、野口選手など、これからのタイガースを支えてくれそうな選手がそろってきました。そこが『希望』です」。若手の台頭に期待する。

 作家の目線で阪神を観る。「物語は『まわり道の方が面白い』と思っています。そういう意味で、去年はまわり道じゃなく優勝してくれて、それはそれで楽しく、いい思いをさせてもらったんですけど、今年はもう少しやきもきさせられるのかなと。もちろん連覇を期待していますが、みなさんがケガをせず、元気に乗り切ってくれることを願っています」。一喜一憂しながら虎を追う。

(デイリースポーツ/よろず~ニュース・北村 泰介)

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