Z世代、社交性の欠如でエチケット教室へ 自室ゲーム没頭などで対人スキル不足 欧米で需要急増
よろず~ニュース / 2024年7月21日 21時50分
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Z世代(ジェネレーションZ)が、社交性の欠如から作法を学ぶ日々を送っているという。欧米では、現在12歳から27歳にあたるポストミレニアル世代の人々が自室でゲームに没頭し、対人スキルを失っていることが危惧されている。
米国や英国では姿勢やプレゼンテーション、人脈作りなど企業にとって不可欠となる「ソフトスキル」を教えるため、親や雇用主によってレッスンに通わされているケースが増えているという。
エチケットの学習コースを提供しているポリッシュド・マナーズのオーナーでトップコーチのローラ・アカノ氏は、世界中からのZ世代の紹介で自身のビジネスが飛躍したとしてこう話す。「私が始めた頃はイングランドにある全てのエチケットスクールを知っていましたが、今では市場は溢れ返っています。ティーンエイジャーであれ新卒者であれ、大学や専門学校ではこういった望まれているスキルに投資しませんから」
そして、若者に職場でのスキルを教えることについてアカノ氏は続けた。「クライアントをランチに誘えますか?クライアントと打ち合わせする時の段取りはわかりますか?ただプロフェッショナルとして自己紹介するにもエチケットがあります。挨拶はどのようにするか?挨拶、アイコンタクト、握手はどうやるのか?そこには、ある意味、芸術があります」
エチケットを学ぶ人々に対して基本に立ち返るよう指導しているとしてアカノ氏は語った。「第一印象に関しては姿勢が非常に重要です」「イベントやミーティング、人脈作りに行くとしましょう。うつむき加減であなたは歩いている」「すぐに個性と自身に関して、何人かの人々をあなたは失う事になる」「よって身のこなし方、立ち方、歩き方、ぺース、座り方。私がまず改善にあたるところです」
ちなみに大手コンサルタント会社のKPMGでは、コロナ禍でのロックダウンが社員から重要な社会スキルを奪ったことを管理職が危惧しており、Z世代社員のエチケット研修を導入している。
(BANG Media International/よろず~ニュース)
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