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70年代の韓国大衆音楽をリード、演出家でも活躍の歌手 キム・ミンギさん死去、イ・スマン氏らが追悼

よろず~ニュース / 2024年7月22日 18時30分

70年代の韓国大衆音楽をリード、演出家でも活躍の歌手 キム・ミンギさん死去、イ・スマン氏らが追悼

胃がんにより死亡したことが伝えられた歌手で演出家のキム・ミンギさん(出典:聯合ニュース動画キャプチャー)

 韓国で、100以上の小劇場が集まる〝演劇の街〟として知られる大学路(テハンノ)で、ハクチョン小劇場を30余年もの間守ってきた歌手のキム・ミンギさんが死去した、73歳だった。

 演劇界によると21日、キム・ミンギさんは胃がんと診断され闘病中だったが、症状が悪化し息を引き取ったという。ハクチョン側は「故人の意向により、香典やお花は丁重にお断りします」と伝え、「静かに葬儀を執り行ってほしいという故人の思いに沿うように、心で哀悼してくださるようお願いいたします」とコメントした。

 キム・ミンギさんの訃報が伝えられて以降、芸能界の後輩たちが哀悼の意を表している。歌手のイ・ジョク(李笛)は22日、「兄さん、天国でビールを飲みながら、安らかに眠っていると信じています。私のヒーローよ、ありがとうございました。愛しています」とつづり、過去にキム・ミンギさんと撮影した写真を投稿。そこには、ベテラン俳優のファン・ジョンミンらの姿もあった。

 また、故人が運営していたハクチョン小劇場が閉館する際、1億ウォン(約1000万円)以上を寄付した元SMエンターテインメントの、総括プロデューサーであるイ・スマン氏も「逆境と成長の混沌の時代、音楽を通して大韓民国に青年精神を植え付けてくれたキム・ミンギ先輩に、心から敬意を表し、ご冥福を祈ります」とコメントを発表した。

 1951年生まれのキム・ミンギさんは1971年にデビュー。「朝露」「常緑樹」など、70年代の韓国大衆音楽史では、外すことのできない名曲を世に生み出した。その後、私財を投じて大学路にハクチョン小劇場を開館。演出家としても精力的に活躍するほか、多くの芸術家を誕生させた。

 昨年3月、劇場は経営難と故人の体調不良により閉館したが、今年7月に子どもや青少年向けの「アルコ夢畑劇場」が新たにオープンした。

 キム・ミンギさんの殯所は、ソウル大学路のソウル大学病院葬儀場に設けられており、告別式は24日午前8時より、埋葬地は天安公園墓園だという。

(よろず~ニュース・椎 美雪)

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