2万1000年前に人間が存在した証拠!? アルマジロ化石に「食肉解体」の痕跡 南米で発見
よろず~ニュース / 2024年7月24日 21時40分
![2万1000年前に人間が存在した証拠!? アルマジロ化石に「食肉解体」の痕跡 南米で発見](https://media.image.infoseek.co.jp/isnews/photos/yorozoonews/yorozoonews_15358563_0-small.jpg)
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アルゼンチンで発見された化石が、従来考えられていたよりもずっと早くから人類(人間)が存在したことを示している可能性があるという説が出てきた。その化石は、約2万1000年前の大型アルマジロの近縁種のもの。2015年にブエノスアイレスで発見され、今回の論文は17日に発表された。
研究チームを主導するマリアーノ・デル・パパ氏は「発見した痕跡は線状で、詳細な分析によりこれらがこれらが切断痕であることが確認された。この痕跡を作れたのは人間だけだ。他の動物、例えばげっ歯類や肉食動物による痕跡ではない。さらに、これらの骨が自然な関節を保ったまま分離されていなかったことも証拠のひとつだ」と主張した。
今回はアルマジロの骨盤、尾、甲羅部分に切断痕が見つかった。この遺跡では人間の化石は発見されなかったものの、研究者によると、骨に残された切り傷は石器を使って人間がつけたものとみられると述べた。
研究者によると、今回の発見は最終氷期のピークに南米大陸南部でのホモ・サピエンスの存在および人類と大型動物との接触を示す最古の証拠だという。米大陸に人類が定住した時期については、以前から議論が続いている。
(ロイター/よろず~ニュース編集部)
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