タイムカプセルから出てきた手紙の内容に思わずホロリ ネットも「ジーンときた」「こんな心温まる話を聞くとは」

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　誰しも一度は埋めた記憶があるタイムカプセル。ネット上で友達と一緒に数年ぶりに掘り起こした人の、過去の自分からの手紙の内容に「めちゃくちゃジーンときた」「素敵すぎて泣いちゃった」と共感と感動が集まっている。

　話題になっているのはX（旧ツイッター）ユーザーのうぃっぺんさん（@weepen_diva）が14日に「高校のタイムカプセル掘り起こしてきました、見つかったのが奇跡すぎる…　当時の自分が今の自分に宛てた手紙、なんか良すぎて泣きそうになっちゃった」と題して投稿した写真。過去の自分から「頼っても意外とやっていける」、「頑張ってるとこちゃんと見てくれてる人がいるはず」とアドバイス。所々破れているのが逆に味が出ていて、こんな思いやりのある言葉かけられたら誰でも泣いちゃう！

　うぃっぺんさんによると、これは10年ほど前に高校卒業の記念で母校に埋めたものとのこと。当時の仲良しグループで「そろそろ掘り起こすか」と母校に問い合わせ、予定の合うメンバーで掘り起こして、後日全員が集まれる日に開封会をしたそう。このグループは卒業してからも1～2ヶ月に1回遊ぶ関係だといい、「見つからないと思っていたので見つかって嬉しいですし、当時の英語の先生が校長先生になっていて再会できたのもよかったです」と盛り上がったそうだ。

　かなり落ち着いているように見える手紙の内容についても質問。当時のことを思い出してもらうと「薄らとしか覚えていませんが、開封の時に万が一自分が参加できなくて自分以外が手紙を読むことになっても大丈夫なように…という前提で書いたことは覚えています」とのこと。タイムカプセルを埋める数日後に前述のグループでダンスの卒業ライブや、卒業旅行が控えており「そのことで頭がいっぱいでした」と話してくれた。それでもこの内容、下手な大人よりも大人です。

　この感動的な投稿には24日までに6万いいね以上が寄せられる大反響。ネット上では「良い話。自分も埋めておけば良かったなぁ」「Twitter（現X）でこんな心温まる話を聞くとは」と感動する人や、「初音ミクがタイムカプセルから出てくる時代になっていることにびっくり」「初音ミクがタイムカプセルに入っている！？」と、時の流れの早さに驚く人の声も上がった。ちなみに初音ミクが初登場したのは2007年、そんなに前なんだ。

　うぃっぺんさんは当時好きだった初音ミクを今も推し続け、過去の自分から言及のあった絵も描き続けているとのこと。「『1人で抱え込まず周りに頼ってね』、『絵描き続けて上手くなっていてね』という内容が今の私に刺さりました。当時の自分は自分の性格をよく分かっているなぁと思いました」。あなたも思い出を掘り起こしてみてはどうだろうか。

（よろず～ニュース・髙石 航平）