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【漫画】「がんばらないをがんばる育児」に共感の声 家庭によって違う子供のしつけを肯定 作者に聞く

よろず~ニュース / 2024年8月5日 11時0分

【漫画】「がんばらないをがんばる育児」に共感の声 家庭によって違う子供のしつけを肯定 作者に聞く

2児の母「がんばらない」をがんばる育児チャレンジ中です!〜こんな食べ方ありですか〜① ©️ 2024 mamu.amu

子育て中の悩みは多岐にわたるものだが、とある企業が実施した「子どもの食事」に関するアンケート調査によると、全体の約4割の母親が食事に関する問題で頭を悩ませている。

好き嫌いが多く栄養バランスの偏りを心配したり、遊びに夢中で食事に集中しないことから子供を叱ってしまうなど、食事にまつわる時間が悩みのタネとなっている人も多いようだ。

そんななか、「がんばらないをがんばる育児 こんな食べ方アリですか」と題した漫画がInstagramで公開され、同じ悩みを持つ母親や子育て経験者からさまざまな意見が集まり、話題となった。

同作は作者のまむさんが日々実践している「がんばらない子育て」がテーマとなっており、つい頑張りすぎてしまう性格のまむさんが、思い切って手を抜けるところは抜いてみようと意識的に行動する様子が描かれている。

読者からは、「うちの子は好き嫌いも激しいのですが、とりあえず食べてくれればなんでもOKってことにしてます!」「我が家と同じで安心しました!いつも怒ってばかりだと食事の時間が楽しくなくなるので、遊びながらでも食べてくれるならと、今は好きにさせています」と、食事のマナーやしつけは後回しにしているという母親からの共感コメントが多くみられた。

また、幼い子供に注意をしても理解できないことが多いため「本人が食べたくないのなら無理に食べさせない」としている人や、「保育園ではしっかり食べているようなので、家ではうるさく言わないようにしている」「いつかは落ち着いて食べられるようになると自分に言い聞かせながら、怒らずに見守っている」と、半ば諦めの精神をもって食事の時間を過ごしている人も。

なかには「4歳を過ぎると落ち着いて食べられるようになった」という経験談も書き込まれており、大変なのは今だけだよという労いのメッセージも寄せられている。

そもそも、“がんばらない子育て”にチャレンジしてみようと思ったきっかけは何だったのだろうか。作者のまむさんに話を聞いてみた。

ーまむさんが「頑張ることをやめてみよう」と考えたきっかけは何だったのでしょうか

第二子の出産の影響が大きかったと思います。もともとはじめての育児を経験して、自分が頑張りすぎる性格だったことや、今までやらなきゃいけないと思っていたことは、案外頑張らなくても生きていけるということに気付きました。

しかし自分の考えや行動を変えていくのは難しく…。第二子が生まれてからは「できないこと」が増えてきて、「頑張ること」を諦めざるを得なくなったという感じです。

ーコメント欄に寄せられた意見や反響を見た感想を教えてください

思っていたとおり、日本のママたちは頑張りすぎてしまう性格の人が多いな、ということと、そんな人たちに私の投稿が届いてとっても嬉しいです。

ー現在のお子さまの食事方法になにか変化はありましたか?

第二子のゆきくんがキッズチェアに座れるようになってからは、夕食時だけですが、テレビを見ずに食事をすることができるようになってきました。食事より遊びたい気持ちのほうが強い子なので、椅子から何度も降りて集中できないことも多いのですが、好きなメニューのときやお腹が空いているときは椅子に座って完食できることも増えてきました!

ーまむさんと同じように「〜しなければならない」という考えから、子供のしつけなどに悩むお母さんは多くいると思います。同じ悩みを持つお母さんたちがもう少しだけ楽に育児をするためには、どのようなマインドが大切だと思いますか?

「自分や家族がハッピーに過ごせる方法を探すこと」に気持ちをシフトできればいいのかと思います。そのなかで、「頑張らなくてもいいことは頑張らない」ように頑張るわけです。でも真面目な私たちはどこかで「頑張りたいこと」を持っています。そんな自分の気持ちも大切にして、ときどき家族に協力してもらいながら頑張りたいことを頑張って、スッキリすることも大切だと思います!

◇ ◇

同作の内容は、一見すると「しつけがなっていない」と捉える人もいるかもしれない。ただ、まむさんが実践している“がんばらないをがんばる育児”は、「あれもこれもしなければいけない」と自身を追い込まないことで生まれる気持ちの余裕が、結果として家族に良い影響をもたらすというものだ。

もしも頑張りすぎてしまう自分が辛いと感じている人がいるなら、子育ての大変な時期をうまく乗り切るため、あえて“しつけは二の次”とする育児方法を取り入れてみてもいいかもしれない。

(よろず〜ニュース特約ライター・夢書房)

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