テイラー・スウィフト 英刺傷事件に巻き込まれた少女らをもてなし ステージ衣装着たまま抱き寄せる

テイラー・スウィフト

　歌手テイラー・スウィフト（34）が、英サウスポートで起きた刺傷事件に巻き込まれた少女たちをロンドン公演で盛大にもてなした。先日、イングランド北西部マージーサイドにある同市でテイラーをテーマにしたダンス教室に、ナイフを持った17歳の少年が押し入り子供3人が死亡した痛ましい事件があった。「ショックを受けている」とコメントしたテイラーは被害者家族らに手を差し伸べているとされていた。

　今回、ロンドンのウェンブリー・スタジアムで開催された「ジ・エラズ・ツアー」の一環となるコンサートで、サミ・フォスターさんは娘2人とバックステージを訪れた際の写真をTikTokに投稿した。サミさんの家族はステージ衣装を着たままのテイラーやテイラーの母アンドレア・スウィフトも交えてポーズを取っている。

　ちなみに写真に写っている少女の一人は腕に包帯を巻いており、そこにはテイラーの『カーディガン』の歌詞「あなたはわたしの傷に星を描いた」が綴られている。

　そんなテイラーとの一連の写真を収めたTikTokのギャラリーにサミさんは『エンチャンテッド』をBGMとして採用。「テイラーとそのお母さん、私たち全員に最高にマジカルな夜をくれてありがとう」「昨晩、そしていつだって（娘の）ホープとオータムに純粋な幸せを届けてくれて感謝しています」と綴った。

　事件に巻き込まれた家族の何組とテイラーがロンドン公演で実際に顔を合わせたのかは不明なものの、サミさん家族だけではないとされている。また、ロンドンでの5日連続公演が始まる前にテイラーは事件で亡くなった9歳、7歳、6歳の少女3人の遺族と連絡を取ったと報じられてもいた。

　この事件によって、他にも子供8人と大人2人が負傷、6人が重体であることが確認されており、マージーサイド警察は6日に負傷した子供たちの退院を発表。襲撃当時クラスには25人ほどの児童がいたとされており、17歳の少年が逮捕され、3件の殺人罪、10件の殺人未遂罪、刃物所持の罪で起訴された。

（BANG Media International／よろず～ニュース）