キャサリン妃、がん化学療法を終了「人生は一瞬にして変わる」闘病は「「複雑で、怖く、予測不可能」

　キャサリン妃

　英国のキャサリン妃（42）が、がんの化学療法を終えたと公表した。今年1月に公務から離れて腹部の手術を受けており、3月末にはがんの予防治療を受けていることを発表していたキャサリン妃、今後、数カ月のうちに一部公務に復帰する予定だという。

　先月撮影され、ケンジントン宮殿が9日に発表したビデオメッセージの中で、キャサリン妃はこう語っている。「夏が終わろうとしている今、ようやく化学療法を終えることができ、どんなにホッとしたか言葉では言い表せません」「この9カ月間は、家族にとって信じられないほど厳しいものでした。ご存知のように人生は一瞬にして変わってしまうもので、私たちは荒波と未知の道を進む方法を見つけなければなりませんでした」

　夫のウィリアム皇太子との間に11歳のジョージ王子、9歳のシャーロット王女、6歳のルイ王子がいるキャサリン妃。闘病が家族全員にとって「複雑で、怖く、予測不可能なもの」であったものの、「謙虚になることで、今まで考えたこともなかったような形で、自分自身の弱さ」と向き合い、「人生においてシンプルでありながら重要なことを振り返り、感謝することを思い出させてくれた。単純に愛すること、愛されること」に気づいたと明かしている。

　また今後については、「治癒と完全な回復への道のりは長く、一日一日を大切に過ごしていかなければなりません」と語る一方、「仕事に復帰し、今後数カ月の間に、可能であればもう少し公の場に出ることを楽しみにしています」と説明。応援してくれた人々に感謝の意を表し、同じような健康上の困難に直面している人たちへ心を寄せた。

（BANG Media International／よろず～ニュース）