大人気バンドのドラマー「大腸がん」の手術を終えたことを報告「元気だよ！安心してね！」

エンディングでファンに向かって手を上げる和楽器バンド＝2019年撮影

　人気バンド「和楽器バンド」のドラマー・山葵（わさび）がこのほど、自身のＸ（旧ツイッター）を更新。ステージ１の大腸がんが発覚し、手術を終えたことを明かした。

　山葵は「ご報告」と題して「実は私、少し前に『大腸がん』のステージ１を患っていた事が発覚しまして、先月に手術をし１０日間ほど入院しておりました」と報告。手術は無事成功し、「現在は退院し順調に回復しております。精密検査の結果、リンパ節転移も見受けらませんでした」と経過も良好であることを明かした。

　現在は「まだ傷口が完全に癒えていないため、今は基本自宅でゆっくり過ごしております。最近活動感が少なく、何かとご心配をおかけしてしまいすみませんでした」とし、「精密検査の結果を聞いた上で、元気だよ！安心してね！と皆さんに報告したかったので遅くなってしまいました」と報告が遅れたことを謝罪した。

　また病名を宣告された際は「正直ショックではありました」としながらも、「今は不安の種が一つずつ消え安心し、完全復活に向けとても前向きな気持ちです」と心境を報告。そして「今回の一件で皆さんに伝えたいことがあります。『健康診断大事！人間ドッグ大事！』」と体調チェックの大切さも力説。「最低でも年に一度は受けにいきましょう。僕の病気が早期発見でき、大事に至らなかったのはこれのおかげです」と自身の経験から語った。

　和楽器バンドは尺八・箏・津軽三味線・和太鼓の和楽器と、ギター・ベース・ドラムの洋楽器を加えた８人組バンド。２０１４年デビュー。２４年１２月３１日をもって無期限活動休止することを明かしている。

（よろず～ニュース編集部）