マドンナの弟が63歳で死去、がん闘病中だった 暴露本出版で一時不仲も晩年は和解 バックダンサーで活躍
よろず~ニュース / 2024年10月8日 14時10分
マドンナ
歌手・マドンナ(66)の弟のクリストファー・チッコーネ氏が死去した。
がんとの闘病の末、4日にミシガン州で帰らぬ人となったことを代理人がTMZに認めた。63歳だった。
マドンナのキャリア初期からバックダンサーの一人として雇われ、その後ショー・デザイナー兼バックステージ・ドレッサー、「ブロンド・アンビション」ワールドツアーのアートディレクター、「ザ・ガーリー・ショウ」のツアーディレクターを務めるなど仕事上でも姉と親密だったクリストファー、他にもトニー・ベネットやドリー・パートンのMVを監督し、インテリアデザイナーとしても活躍、2012年には自身のフットウェアラインを発表していた。
一方2008年にクリストファーが出版した暴露本「ライフ・ウィズ・マイ・シスター・マドンナ」で一時不仲になるも、最終的に和解。マドンナは、先月継母ジョーン・チッコーネを亡くしたばかりで、相次いだ家族の訃報にインスタグラムにこう綴っている。「弟のクリストファーが亡くなった。彼は長い間私にとって最も身近な人間だった。その絆は説明し難いもの」「けどそれは他と違い、現状に従わない私たちに社会が試練を与えているという理解から生まれたものだった。私たちは手を取り合い、狂った子供時代の中で踊った。実際にダンスは私たちを結びつける瞬間接着剤のようなものだった」「中西部の小さな町にいた私をダンスが救ってくれて、弟もそれに倣った。バレエの先生もクリストファーという名前で、ゲイである弟に安心できるスペースを与えてくれた」「私が勇気を出してダンサーになるためニューヨークに行った時、弟もついてきてくれた。そして私たちはまた手を取り合い今度はニューヨークの狂った時間の中踊り明かした!」「私たちは飢えた動物のようにアート、音楽、映画を貪り体験した」「エイズ流行の中踊り、葬式に行き泣いては踊り続けた」
今回の投稿で「画家、詩人であり非の打ちどころのないセンスを持つ先見の明」があったとクリストファーを称賛したマドンナ。「ローマカトリック教会、警察、モラル・マジョリティ、芸術の自由を邪魔するあらゆる権力者」に共に反逆した弟については、口が立ち時々自分を非難したものの、いつも許したとしてこう締めている。「ここ数年は大変だった。数年間私たちは話していなかったけど、弟が病気になったことで、私たちはまた一緒になった。私は弟を生かそうとベストを尽くした」「最後は苦しそうで、もう一度手をつなぎ、目を閉じ踊った。一緒に」「もう彼が苦しまないでいいことが嬉しい。彼のような人は二度と現れない。どこかで踊っているはず」
(BANG Media International/よろず~ニュース)
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