フジ生中継「ドジャース世界一」視聴者が注目した午後0時57分 中居正広らトーク中も期待値MAXだった

大谷翔平

　大谷翔平選手、山本由伸投手が所属する米大リーグ・ドジャースが日本時間10月31日に行われたワールドシリーズ第5戦でヤンキースに勝利し、4年ぶり8度目のシリーズ制覇を果たした。同試合は日本でもフジテレビ系列で生放送されたが、視聴者が最もくぎ付けになったシーンはどこなのか？

　テレビ番組やCMの視聴分析などを行うREVISIO社が集計したデータ「注目度」によれば、午後0時51～52分（73.8%）が最も注目を集めた時間だった。同時間帯はドジャースのワールドシリーズ制覇が決定した瞬間。8回の逆転後から期待が高まり、視聴者の注目度は徐々に上昇。そして制覇の瞬間にピークを迎えた。

　そして、2番目に高かったシーンは約5分後の午後0時57分（72.1%）。場面としてはグラウンド上で喜ぶドジャースの面々を映しながら、応援サポーターの中居正広とスタジオの実況・解説陣が山本について話しているという何げないシーンだった。実はこの直前、山本由伸投手が同局のインタビューに答える様子が生中継されていたため、“次”の選手の生の声が聞けるのでは、と注目度が高まっていたとみられる。

　3番目は午後1時35分（71.2%）で、ロッカールームで行われたシャンパンファイトのシーンだった。

　また、同日夜に放送したダイジェスト版では、午後7時57分（71.3%）が最も注目を集めた。八回、同点に追いつきなおも1死一、三塁で迎えた大谷の打席。打撃妨害での出塁だったが、ここぞで巡ってきた打席に多くの視聴者がくぎづけになった。

　同社は家庭に人体認識技術を搭載した機器を設置し、テレビスクリーンへの「注視」を測定。「注目度」とは「テレビの前にいる人（滞在者）のうち、テレビ画面に視線を向けていた人（注視者）の割合」を指す。つまり、同指標が高いほど、テレビの前の視聴者がくぎづけになったことを表す。調査地域は関東エリア約2000世帯。

（よろず～ニュース調査班）