若手女性お笑いコンビ・紫式部、今年は無理でも2年後に大河出演!結成5年目が描くさまざまな夢
よろず~ニュース / 2024年11月11日 7時30分
紫式部・ことみ(左)とほまり
若手女性お笑いコンビ・紫式部がこのほど、大阪市内でよろず~ニュースの取材に応じた。大阪NSC43期生のことみ(22)とほまり(22)が2020年に結成。まだまだ知名度は低いが、11月1日にことみの地元・奈良県大和郡山市の「やまとこおりやま観光PR大使」に就任した。夢に向かって、ひたむきに走る彼女らが、これからの目標について語った。
地元の観光PR大使だけに、ことみの鼻息は荒い。「ちっちゃい頃から、家族だけでなく、どこを歩いても『ことみちゃん』って声をかけてくれて、街に育ててもらったような、すてきな街です。世界に羽ばたけ大和郡山市!です」とアピール。ほまりも「大阪の藤井寺市出身で、直接、育ったわけではないんですけど、相方の家でネタ合わせをしたりしてよく行っていたので。街全体で応援してくれている感じがして、大和郡山市の皆さんに恥じない活動をしないといけないなと思っております」と意気込んだ。
本格的にお笑いを目指したきっかけは、2人とも漫才コンビ・和牛(2024年3月末で解散)に憧れたことだった。ことみは高校時代に音楽科でサックスを専攻していたが、進路で悩んでいた頃に2017年のM-1で熱演する姿を見て、「自分も立ちたい!」と決意。ほまりもよしもと漫才劇場での漫才にしびれるくらい笑い、「私、この舞台に立つかも」と思ったという。役者になりたいと高校では芸能文化科で学んでいたが、壁にぶち当たっていた頃だった。
そのころ、和牛がMCを務めるバラエティ番組「ギュウギュウ学園」(関西テレビ)のオーディションがあり、2人は合格。そこから親交が始まった。ただ、高校卒業後にお互いがNSCを受験するとは知らず、無事に合格して同期となった。最初はそれぞれ違う相方を探していたが、結局、2人でコンビを組むことにした。
コンビ名を決めるにあたり、候補を持ち寄った結果、「紫式部」に決まった。ことみに〝こと(琴)〟、ほまりに〝まり(鞠)〟が入っていて、平安時代にの雰囲気にマッチしているということで、候補の一つとして挙がっていた名前だった。ほまりは「あばれ苺」を推していたが、ことみは頑として首を縦に振らなかった。
今年のNHK大河ドラマ「光る君へ」は紫式部がヒロインの物語。〝大河効果〟を期待したものの、あるといえば2人のバイト先のたこ焼き屋「吉たこ」で働いている時くらい。ここで焼いているのは吉本の若手芸人ばかりで、ことみは「お客さんに名前を聞かれて『紫式部です』と伝えると、皆さんが『一番覚えやすい』、『大河もやっているしねえ~』と覚えて帰ってくださるのは強かったですね」と存在を知ってもらえることはあるようだった。
もともと役者志望だったほまりは大河出演が目標のひとつ。いつ声がかかってもいいようにと、耳にピアスの穴を開けていない。「絶対、出られると思ったんですけど、NHKさんは甘くなかったですね」と冗談ぽく笑った。
ただ、2年後の2026年大河ドラマは「豊臣兄弟」。仲野太賀演じる豊臣秀長が主役で、郡山城の城主を務めたこともある、大和郡山市ゆかりの人物。観光PR大使の2人には願ってもないチャンスだ。ことみが「これはさすがに…」と前かがみになれば、ほまりも「今年出られなかった分を全部ぶつけるつもりで」と出演する気満々だ。
コンビ結成から5年。賞レースにも積極的に挑戦し、毎年参加しているM-1では今年初めて3回戦まで進出した。ほまりは「残念ながら落ちたんですけど、やめなくて良かったと心からちょっと思いましたね。ちょっとずつやけど、進んでいるんやと感じました」と手応えをつかんでいた。
なかなか日の目を見る機会がなく、ことみは吉たこ、ほまりは吉たこを含めた3つのバイトをこなしながら、メジャーになる日を夢見ている。ことみは「相方の家族から『ことみ以外とは漫才できへんわと言ってたで』と言われたのがうれしくて…。絶対にこの人と売れようと。賞レースも大事ですけど、なんばグランド花月の舞台に立ちたいです」と将来を思い描く。ほまりは「エゴサーチをするんですけど、(自分たちの)紫式部が調べにくくて…。調べたら芸人の方が出てくるように、頑張りたいですね。あと大河ドラマに出たいです」と目を輝かせていた。
◆紫式部 大阪NSC43期生で奈良県出身のことみと大阪府出身のほまりが2020年に結成。漫才やコントなどをする傍ら、「たこ焼きブ」の部員として、吉本興業と吉本芸人がプロデュースする「吉たこ」でたこ焼きを作っている。舞台だけでなく、SNSでもさまざまな情報を発信。2024年11月1日から奈良県大和郡山市の観光PR大使に就任した。
(よろず~ニュース・中江 寿)
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