俳優で落語家の森乃阿久太さんが交通事故死、53歳「科捜研の女」「水戸黄門」「スカーレット」など出演

※写真はイメージです（roksana／stock.adobe.com）

　俳優で落語家の森乃阿久太（もりのあくたー＝本名・井上久男）さんが交通事故で亡くなったことが分かった。５３歳。兄で落語家の桂枝三郎が２６日にＸ（旧ツイッター）で公表した。

　「ご報告」として「実弟　森乃阿久太が２６日深夜未明　交通事故でこの世をさりました」と公表。「生前懇意にしていただいた方　可愛がっていただいた方　御贔屓していただいた方　ありがとうございました」とつづり「ああ、車が憎い」と記した。

　落語仲間もXで追悼。露の瑞は「同期の森乃阿久太さんが亡くなりました。信じられへん。一緒に楽屋番したなぁ、落語会の後、鞠輔姉さんと阿久太さんと3人でご飯食べに行ったなぁ。明るく楽しい人でした。寂しいです」とつづった。

　森乃さんは１９７１年年６月２８日生まれ、京都府出身。東映京都撮影所所属の俳優として活動しながら、２０１３年１１月９日に二代目森乃福郎に入門、４２歳で落語家となった。俳優として「科捜研の女」「水戸黄門」「大岡越前」「大奥」「遺留捜査」、ＮＨＫ朝ドラ「スカーレット」など時代劇から現代劇まで出演した。

（よろず～ニュース編集部）