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ロングコートダディ「M-1」準決勝に復活滑り込み ワイルドカードでギリギリ最後の1組 猛者ぞろい激戦制す

よろず~ニュース / 2024年12月2日 19時0分

ロングコートダディ「M-1」準決勝に復活滑り込み ワイルドカードでギリギリ最後の1組 猛者ぞろい激戦制す

ロングコートダディ・堂前透(左)と兎

 漫才日本一決定戦「M-1グランプリ2024」の準々決勝で敗退した102組の中から1組が準決勝へと返り咲きを果たす「ワイルドカード」が2日に発表され、ロングコートダディに決定した。ラストイヤーでまさかの準々決勝敗退を喫した決勝常連コンビが復活。2年ぶり3度目の決勝、さらには悲願の優勝へ向けて再び突き進む。

 毎年恒例の特別出場枠「ワイルドカード」とは、TVerで配信された準々決勝敗退組のネタ動画のうち、「一番面白いと思った漫才師」に大会公式HPの投票サイトから1票を投じ、復活する1組を選出する制度。直近ではダブルヒガシ(23年)、金属バット(22年)、滝音(21年)、ラランド(20年)が同制度で準決勝に駒を進めている。

 今年の準々決勝敗退組には、決勝進出経験があるミキ、からし蓮根、キュウ、くらげ、ゆにばーす、ヨネダ2000のほか、EXIT、コロコロチキチキペッパーズ、四千頭身など人気漫才師たちが多数。さらには、ニューヨークの漫才を完コピしたネタで“ほぼ反則”とSNSで話題を呼んだラパルフェ、今年一気に注目を集めたネコニスズなど猛者がひしめく中、1枠をつかみ取ったのはロングコートダディだった。

 M-1は出場資格が「結成15年以内」のため、2人にとっては今年がラストイヤー。21年に初めて決勝に進出し4位、22年は3位の好成績を残した決勝常連組も、今大会は6年ぶりに準々決勝で敗退。ワイルドカードにいちるの望みをかける状態となっていた。

 11月25日深夜に放送されたニッポン放送「ロングコートダディのオールナイトニッポン0(ZERO)」で2人は準々決勝敗退について言及。準々決勝は直前に作った新ネタで勝負をかけたことを明かし、堂前透は「もし(ワイルドカードで)復活したらいいネタ作るで」「絶対決勝狙いに行く」と静かに闘志を燃やしていた。過去、ワイルドカード組が決勝に進出した例は一度もないといういばらの道だが、奇跡の大逆転となるか。

 準決勝は5日に東京・NEW PIER HALLで行われる。決勝進出者の発表は同日午後9時30分からTVerでライブ配信される。司会は昨年に引き続き、マヂカルラブリーが務める。

 【準決勝進出31組】

 真空ジェシカ、マユリカ、カベポスター、トム・ブラウン、ヤーレンズ、家族チャーハン、十九人、金魚番長、ナイチンゲールダンス、エバース、ドンデコルテ、シシガシラ、カラタチ、ダイタク、ひつじねいり、令和ロマン、例えば炎、オズワルド、フースーヤ、今夜も星が綺麗、ママタルト、インディアンス、豆鉄砲、男性ブランコ、ダンビラムーチョ、滝音、豪快キャプテン、バッテリィズ、ジョックロック、スタミナパン、ロングコートダディ(ワイルドカード)

(よろず~ニュース編集部)

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