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NewJeansハニ 韓国の就労ビザ満了迫る「契約解除宣言」通りならビザ延長は困難、アドアは「延長準備中」

よろず~ニュース / 2024年12月21日 15時22分

NewJeansハニ 韓国の就労ビザ満了迫る「契約解除宣言」通りならビザ延長は困難、アドアは「延長準備中」

NewJeansハニ(出典:NewJeans Instagram)

 所属事務所であるアドア(ADOR)へ「契約解除宣言」をしたNewJeansメンバーのハニに、就労ビザ満了の危機が訪れていると20日、複数の韓国メディアが報じた。

 オーストラリアとベトナムの二重国籍を持つハニは、宣言通りでいけば“無所属”であるため、同ビザの延長は厳しい状況だ。

 ハニは、芸能活動をするための芸術興行(E-6)ビザ発給を受けて、韓国で活動を行っている。外国籍を持つ人が韓国で芸能人として活動するためには、プロダクションに所属しなければならない。

 外国籍を持つ芸能人へ主に発給されるE-6ビザは、大衆文化産業法により、大衆文化芸術企画業として登録されている、企画会社との専属契約書のコピー、韓国へ招聘した企画会社代表の身元保証書、文化体育観光部所管の雇用推薦書などの書類を、必ず提出しなければならない。

 NewJeansは11月28日に記者会見を開き、アドアとの専属契約解除を宣言後、独自で活動を行っている。そんな5人は、予定されているスケジュールでは、NewJeansというグループ名を使用せず、個人名を使っている状態だ。しかし、アドアとの専属契約が終了したという5人の主張に従った場合、ハニは11月29日から現在まで“無所属”であり、アドアを通して発給されたビザは効力を失う。

 別の方法でハニが出国後、新たにE-6ビザ申請をすることもできるが、そのプロセスでは最短でも2~3カ月を要する。その間ハニは、韓国での芸能活動を中断しなければならず、現実的な制約が発生する。

 新たな所属事務所と契約し、従来のE-6ビザを延長することもできるが、出入国管理法は、E-6ビザを保有する外国人の勤務先が変更された場合「原告の雇用主から、移籍の同意を得ること」を要求する。しかし「NewJeansとの専属契約は、終わっていない」という立場を取っているアドアが、移籍の同意をする可能性は極めて低い。

 そんなアドアは20日「NewJeansとの専属契約は有効であるため、手順に従ってビザ延長のための書類を準備中だ」と伝えた。

(よろず~ニュース・椎 美雪)

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