中居正広の“悪手”指摘 元キャスター弁護士「スポンサーと話がつくことは別次元」声明の部分削除提案

野村修也氏

　読売テレビ・日本テレビ系「ウェークアップ」でキャスターを務めていた弁護士・野村修也氏が10日未明、自身のX（旧ツイッター）を更新し、タレント・中居正広が9日に発表した女性トラブルについての声明に対する「違和感」を示した。

　声明で中居は、自身の報道について「事実と異なるものもあり」とし、守秘義務があるため自ら発信していなかったと説明した。さらに「トラブルがあったことは事実」と認めた上で「示談が成立し、解決していることも事実」とした。「示談が成立したことにより、今後の芸能活動についても支障なく続けられることになりました。」と付け加えている。

　Xなどでは中居の声明に対して否定的な声も多く、野村氏は「多くの方が『今後の芸能活動についても支障なく続けられることになりました』の部分に違和感を感じている。」とコメント。「被害女性と和解が成立することと、視聴者の理解を得てTV局やスポンサー等と話がつくことは別次元の問題だからだ。」と法的な部分と、タレントとしてのイメージの部分は“別物”だと説明した。さらに「そうだとすれば、この文章は削除するか、例えば『今後は二度と同じ過ちを繰り返さないように深く反省し、自らの身を律することで、芸能活動の継続について皆様のご理解を得られるように努めて参ります。』のように書くべきだったのではないだろうか」とアドバイスをまじえてコメントした。

　続けての投稿では「和解の相手方が中居さんの芸能活動継続を了承したということを、守秘義務に触れない形で表現しようとしたのかも知れない」と中居のスタンスを慮った。その上で「それならなおさら書かない方が良かっただろう。」と、芸能活動継続についての部分が“悪手”だったと指摘した。

（よろず～ニュース編集部）