立民・泉健太氏、斎藤知事追及の元兵庫県議死去でコメント「皆、生身の人間」「他者に罵詈雑言は止めよう」

立民・泉健太氏

　立憲民主党前代表の泉健太衆院議員（50）が19日、自身のX（旧ツイッター）を更新。兵庫県の斎藤元彦知事（47）のパワハラ疑惑などを告発した文書問題を究明する県議会の調査特別委員会（百条委）委員だった竹内英明元県議が18日に死去したとの記事を引用し「動画やSNSで、どんなに明瞭で過激な言動を見ても、他者に罵詈雑言を浴びせるのは止めよう」と呼びかけた。

　泉氏は「兵庫県政に関する騒動で、元県議が自死。異常だ。本当にいたましい」と、悲痛さを表した。竹内さんは斎藤知事当選後に中傷が過熱したとして議員辞職していた。泉氏は「誰かに守られる環境もなく、自分や家族にまで恐怖が迫れば、誰も正常では居られません。皆、生身の人間なのだから」と、警鐘を鳴らした。

　竹内さんは、県議会で会派「ひょうご県民連合」に所属。百条委では、疑惑告発文書問題を厳しく追及していた。しかし、2024年11月17日投開票の兵庫県知事選直後の18日、「一身上の都合」を理由に突如、県議を辞職していた。関係者によると、辞職したのはSNS上などで竹内さんに対する誹謗中傷が過熱したことが原因だったという。

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（よろず～ニュース・杉田 康人）