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斎藤元彦知事「立花孝志氏の言動は受け入れられるのか」と問われ「ひとつひとつの真偽について言う立場にない」

よろず~ニュース / 2025年1月22日 18時3分

斎藤元彦知事「立花孝志氏の言動は受け入れられるのか」と問われ「ひとつひとつの真偽について言う立場にない」

定例会見に臨んだ兵庫県の斎藤元彦知事

 兵庫県の斎藤元彦知事(47)が22日、県庁での定例会見で、政治団体・NHKから国民を守る党の立花孝志党首(57)が、18日に50歳で死去した元兵庫県議の竹内英明さんについて「逮捕されることが怖くて、命を絶った」などとSNSで発信し、その後訂正、謝罪したことについて触れた。

 斎藤氏は「立花氏がSNSでそのような発信をされて、県警本部長からの答弁を受け訂正、削除されたということはうかがっています」とした上で「個人としての発信というものは、個人が一定の責任を持って、事実に基づく発信であったりとか、そういったところが非常に大事と考えている」と述べた。

 さらに「全体としてSNSによる誹謗中傷であったりとか、人を傷つける内容というものは、社会全体としてやるべきではない行為ということはこれまでも述べさせていただいた。県民の皆様を含めて、多くの方々にSNSについてはきちっと適切に、冷静に使っていくということが大事ということをこれからも伝えていきたい」と強調した。

 立花氏の言動が元で、竹内さんがSNS上などで中傷を受けていたと指摘する記者から「立花氏の言動を支持して(県知事選で)斎藤氏に投票した方もいる。立花氏の言動は知事として受け入れられるのか」「削除要請をしないのはなぜか」と問われた。

 斎藤氏は「立花氏を含めて、大変多くの方々がSNSなどを通じてさまざまな情報を発信しているという状況。私が個人個人、ひとつひとつのものをすべて把握するというのは難しいと思っています。ひとつひとつの真偽について確認、言う立場にもないということはある」と説明した。

 もっと毅然(きぜん)とした対応を取るべきとの記者団からの問いかけに、斎藤氏は「立花さんを含めてですけど、SNSを利用する方に関しては誹謗中傷、真偽不明の情報発信を含めて、人を傷つけるような発信というものはすべきではないということはこれまでも、知事に就任してからも幾度となく、伝えてきています。私としては、しっかり対応してると考えています」と応えた。

 立花氏は、竹内さんについて「逮捕されるのが怖くて自ら命を絶った」などと発信していたが、兵庫県警の村井紀之本部長が20日、警察常任委員会で「全くの事実無根であり、明白な虚偽がSNSで拡散されていることについては極めて遺憾」と完全否定。立花氏はYouTubeチャンネルで「警察の逮捕が近づいていて、それを苦に自ら命を立ったということについては間違いでございました。これについては訂正させていただきます。そして謝罪をさせていただきます」とした。

(よろず~ニュース・杉田 康人)

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