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立花孝志氏が岸和田市議選に〝参戦〟 永野耕平市長の出直し選見据え「兵庫県の問題と似ている」「僕なりに説明」

よろず~ニュース / 2025年1月27日 6時30分

立花孝志氏が岸和田市議選に〝参戦〟 永野耕平市長の出直し選見据え「兵庫県の問題と似ている」「僕なりに説明」

岸和田市議選に立候補した福井完樹氏(左)の応援演説を行った立花孝志氏

 大阪府岸和田市の永野耕平市長(46)が、不信任を決議した議会を解散したことに伴う同市議選(2月2日投開票、定数24)が26日、告示された。政治団体・NHKから国民を守る党の立花孝志党首(57)が同日、JR東岸和田駅前で、同党公認で立候補した福井完樹氏(53)の応援演説を行い、同市議選への本格参戦を宣言した。

 立花氏は「このような選挙が行われることはすごく変則的なこと。前回の市議会議員選挙からまだ2年も経たないうちに市長が議会を解散した。その前に市議会が、解散してもいいですよという市長に対する不信任案を決議した。市議会の人たちは自業自得。自分たちを解散してくれてもいい、市長辞めますか、どっち選びますかという判断をしたのはこれは市議会の方です」と訴えた。

 永野氏は、性的関係をめぐって大阪府内の女性から提訴された。2024年11月に解決金500万円を支払い和解したが、岸和田市議会から「説明責任を果たすことは無かった」「混乱を招いた」などとして不信任決議を受け、議会解散に打って出た。

 立花氏は「きっかけを作ったのは、これは確かに市長なんでしょう。そしてメディアがまた隠している」と指摘。「簡単に言えば、政治家同士の争いなんですよ。一方の政治家だけが悪いと報道して、一方の政治家は一切報道しない。兵庫県の問題と似ていませんか。テレビによって騙された人たちが、この岸和田市議会議員選挙を起こすきっかけを作った」と、斎藤元彦知事(47)が再選した兵庫県知事選と構図が酷似していると力説した。

 選挙戦での公認候補の応援を通じ「できるだけ取材をして、できるだけ深くしゃべるようにしていきたい」と〝真相〟を解説するとした。

 市議選には29人が立候補を届け出た。選挙後初の市議会で、定数の3分の2以上が出席し、過半数の賛成で不信任案が再び可決されれば市長は失職する。失職した場合、永野氏は出直し選に臨むことを表明している。

 出直し選になった場合、立花氏は市長選に出馬する意向を改めて示した。「永野市長の応援に取られるような発言は控えようと思う。これまで通りだったら永野さんに入れたらいいし、不倫が許せないんだったらこっちの候補に入れたらいいんじゃないか、僕には投票しないでっていうのは相変わらずやろうと思っています」と明かした。

 立花氏は「メディアによる情報が偏っている。それに反論するっていうのは、やっぱり選挙に出るしかない。僕なりの市民への説明という形でやりたい」と強調した。

(よろず~ニュース・杉田 康人)

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