「R-1」2年前の王者・田津原理音が決勝進出 異例ルートでV2に一歩前進！

田津原理音

　ピン芸人日本一決定戦「R-1グランプリ2025」の決勝進出者9人が2日、発表された。23年のR-1王者で、2年ぶりに参戦している田津原理音は決勝に進出。なだぎ武に続く2度目のR-1優勝へ一歩前進した。

　決勝進出者発表会見では「すごいデカピースです！」と持ちギャグを交えて喜びを表現。2年ぶりに出場して「今年出てみてめっちゃ楽しい。R-1楽しいですね」と実感していた。

　田津原は23年、R-1で初めて決勝に進出。得意のフリップ芸を発展させたトレーディングカード開封ネタで悲願の優勝を果たした。24年4月から拠点を東京に移し、劇場を中心に活動。同年11月、自身のＸで「というわけで今年もR-1グランプリ出ます！理由はなんかまぁアレです！普通に戦士だからです！」と2年振りの参戦を表明していた。

　お笑い賞レースにおける複数回優勝は、令和ロマンのM-1グランプリ連覇（23、24年）が記憶に新しいが、R-1でもなだぎ武が連覇（07、08年）を達成している。しかし、いずれのケースも連続優勝のかたちで、期間が空いてから2度目の優勝を果たせば異例の快挙となる。

　準決勝は東京・NEW PIER HALLで行われ34人が出場。田津原のほか、決勝常連の吉住やルシファー吉岡らが決勝に駒を進めた。一方で、芸歴30周年の50歳で初めてR-1に出場したふかわりょうは準決勝で敗退した。

　決勝は3月8日、カンテレ・フジテレビ系全国ネットにて生放送。MCは5年連続となる、霜降り明星と広瀬アリスが務める。

　決勝進出9人は以下の通り（決勝ネタ順）。

①ヒロ・オクムラ
②チャンス大城
③田津原理音
④ハギノリザードマン
⑤ルシファー吉岡
⑥吉住
⑦さや香 新山
⑧友田オレ
⑨マツモトクラブ

（よろず～ニュース編集部）