『イオン』が100円ショップ【キャンドゥ】を子会社化へ 『ミニ舌評』
財界オンライン / 2021年11月2日 7時0分
流通大手のイオンが100円ショップの再編に動いた。近年、成長が続く100円ショップ業界にイオンが参入する狙いとは何なのか――。
デスク「イオンが100円ショップ業界3位のキャンドゥを子会社化するね」
記者「ええ。イオンは2回に分けて、キャンドゥの株式公開買い付け(TOB)を実施し、過半数となる51%の株式取得を目指しています。キャンドゥは大創産業、セリアに次ぐ業界3位で、約1100店舗を運営。キャンドゥの創業家がすでに株式を売却する方針を示しており、買収価格は約200億円になりそうです」
デスク「コロナ禍で消費者の節約志向が続く中、100円ショップは消費者から支持を得ている」
記者「はい。近年はショッピングセンターやスーパー、ドラッグストアなどへの出店が増加。帝国データバンクの調査によると、2020年度の市場規模は初めて9千億円を突破しました。ただ、100円ショップは値段が値段なだけに”薄利多売”で競争が激しいのも事実。キャンドゥにとっては出店場所の確保や独自商品の開発、物流の効率化によるコスト削減などが期待できそうです」
『イオン』『セブン&アイ』 過去最高の売上高も一方で、課題事業の立て直し急務
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