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「ゴーストレストラン」って何? ≪ローソン≫が始める店の厨房活用術

財界オンライン / 2022年2月17日 15時0分

ローソンが店内厨房の活用を進めている

ローソンが「ゴーストレストラン」の実証実験を始める。ゴーストレストランとは、客席を持たずに店内の厨房で調理して、顧客の指定した場所へデリバリーするもの。できたての商品を提供することで、同社はコロナ禍で急増するデリバリー需要を取り込みたい考えだ。

 同サービスは、ローソンがデリバリー専用の商品を開発し、顧客がウーバーイーツなどのアプリを通じて注文する仕組み。発売する商品は、店舗で販売する商品とは別に、デリバリーで人気の高いメニューを参考に開発する。今後はデリバリー専用商品のメニューを増やし、2023年2月末に関東圏100店舗、25年度に全国1千店舗への導入を目指すという。

 ローソンは店内で調理した商品を販売する”まちかど厨房”を全国約8千店舗で実施しているが、ランチや夕食の時間に合わせて調理を行っているため、厨房の空き時間の活用がかねてから課題となっていた。消費者のライフスタイルが多様化する中、「エリアや個店ごとのニーズにあわせた販売や、飲食店が少ない地域のレストラン代わりにもなるデリバリーを目指していく」(同社)考えだ。

 首位のセブンーイレブン・ジャパンがネット宅配事業を始めたのも、巣ごもり需要を取り込もうとしているためであり、他の外食チェーンも軒並みデリバリーサービスを開始。少子高齢化で日本の胃袋が一層縮小する中、今後は業種の垣根を超えた顧客争奪戦がますます激しくなりそうだ。

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